多肉植物を上手に育てられるようになったら、ぜひ増やしていくのに挑戦してみましょう。
多肉の増やし方はいくつかありますが、今回は挿し木で増やしていく方法についてお伝えします。
増やし方は主に3種類で、「葉挿し」「挿し木」「株分け」があります。
多肉植物は増やして寄せ植えをしたり、アレンジをしたいということもあると思いますが、
葉挿しは落ちてしまった葉を再生させたい時、
挿し木は茎が長く伸びすぎてしまったものを綺麗な形状にしてあげたい時、
株分けは増えてしまったものを分けるのに必要な方法でもあるので、覚えておいて損はありません。
今回は挿し木について詳しく見ていきます。
まずは増やしたい多肉の株もと近くで茎をカットします。
びっしり葉がついている場合は、少し茎が出るよう葉を落としてあげてください。
切った多肉をコップなどにひっかけ、茎の断面が空気に触れて乾くようにします。
数日経つと断面近くから根が生えてくるため、土に優しく埋めてあげます。
たったこれだけで、挿し木は終了です。
最初に述べたように、挿し木の方法は多肉を増やしたい時だけでなく、茎がひょろりと伸びすぎてしまったものを綺麗な形に戻す時にも使える方法です。
茎が伸びすぎて鉢から出たり曲がってきたりすると、見た目だけでなく生育にも影響が出ます。
挿し木の方法が適している多肉植物は茎が長めにあるもの。
ちなみに穂先を切り取った後の親株からも、新しい芽が出てきてくれます。
多肉植物は生命力と繁殖力が強いので、増やす方法も比較的簡単で成功しやすいかと思います。
慣れてきたらどんどん増やして、寄せ植えにしたり様々なアレンジを楽しんでみましょう!
※トップ画像はPhoto by namakoさん@GreenSnap