多肉植物の一見すると作り物にしか見えないような奇妙な見た目は、インテリアとしても価値が高いもの。
観葉植物の中でも特に風変わりな多肉植物をインテリアとして飾ってみませんか?
エケベリアとは、アルゼンチン北部などに自生している多肉植物です。
約百八十種類あり、そのどれもが個性的で美しい植物となっています。
形も様々ですが、中には薔薇にかなり似通ったものや、ヘラ形の葉を生やすようなものもあります。
特に色が豊富で、黒や青や赤はもちろん、グラデーションのかかった美しいものまで様々です。
リュウゼツランはアガベの別名で、テキーラやアガベシロップなどの材料として使われることで知られている品種です。
名前の由来は龍の舌のように尖った葉を生やすことから。
その名の通り、かなりインパクトのある尖ったフォルムが特徴的で、何十年もかけてゆっくりと育ち、百年に一回花をつけると枯れてしまうので、別名「世紀の植物」とも呼ばれています。
圧倒的な存在感を醸すリュウゼツランは観葉植物としても育てやすく、なんといってもかっこいい植物です。
ハルオチアとは、南アフリカなどに約百種類ほど自生することで知られる多肉植物です。
園芸としては大きく分けて硬葉系と軟葉系の2つにわけられます。
この植物は日向を嫌い日陰を好みますので、室内で育てることに適しています。
硬葉系のハルオチアは葉が固く、シャープな尖ったフォルムと、棘や斑点を持った毒々しい妖しげな魅力を持ちます。
うってかわって軟葉系は葉が柔らかく、円形のフォルムを持つ葉を咲かせます。
その葉は透明感のある窓というものを持ち、光を取り込めるように文字通り透き通っています。
多肉植物の生態は特殊なものばかりで、飾り物のような見た目が多く存在します。
まさに生命の神秘を感じることができる品種が多く、見た目からインテリアとしても人気の品種が多いので、ぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by medoreさん@GreenSnap