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暑い季節にご用心!夏の多肉植物はこう管理するのがベストだよ!!

  • 2016年7月25日
  • THE多肉植物

そろそろ梅雨明けを迎えそうな関東地方。梅雨が明けると待っているのは、夏の猛暑です。

多肉植物は乾燥している砂漠の植物だから大丈夫…などとタカをくくっていると、痛い目に合うこと間違いナシ。

今回は、夏を超すために重要なポイントをご紹介します。

「夏越し」最重要チェックポイント3点

直射日光を遮る

夏の日差しは、葉の温度を思いのほか上昇させ、いくら多肉植物でも堪えることのできない高温にまでなることも。

最悪、葉が焼けてしまったり、腐ったりと、直射日光で起こるトラブルは少なくありません

そこでオススメなのは、30~50パーセントの光を遮る方法。寒冷紗などで多肉棚を覆うと、激烈な太陽光線を緩和してくれます。

ベランダなどでは、コンクリートからの反射光が当たったり、ベランダの床面自体が熱くなる場所は控えましょう

また、少し暗くても徒長しづらいハオルシアなどは、多肉棚の下へ移動する…など、改めて植物の置き場所をチェックしてみるといいかも

風通しを良くする

多肉植物を育てるうえで、意外と盲点なのが「風通し」です。

多肉植物に使われる鉢の多くは、プラスチックや陶器でできた通気性の悪い鉢。

そのために夏の間、短時間のうちに蒸れて腐ってしまうこともしばしば起こります

ポイントは、夏の気温や日光によって急激に鉢の温度を変化させないこと。極力風通しのいい場所へ多肉植物を移動させることが重要です。

テクニックとしては、扇風機やサーキュレーターで多肉植物に風を当ててあげること。

そして、多肉棚に置く鉢を、ぎゅうぎゅうに密集させないことがコツです。

水やりを控える

盆栽の世界には「みずやり3年」という言葉があります。そのくらい、水やりをマスターするのは難しいことだとの言葉ですが、多肉植物にも同じことがいえそう。

というのも、植物に水を与えるほかに、水を与えないという行為が多肉植物には必要になってくるからです。

基本的な種類は、気温が30度を頻繁に超えるようになってくると水やりを控えたほうが無難です。

なかにはシワシワになるまで断水せよ、なんて書く指南書がありますが、セネキオなど完全に断水すると根を痛める種類もあります。

種類によって水やりの方法を変えていくのも、「みずやり3年」というに値するのだと筆者は思います(笑)。

また、水を与える際は、土が完全に乾いたとき、気温が徐々に下がる夕方に水を与えることが望ましいとされています。

まずは「生育型」をチェック!!

実は多肉植物の種類によっても水やりの方法は様々。それを確かめるには「生育期」という種類ごとの栽培指標を確かめると良いでしょう。

多くのメセンなど「冬型種」に部類される多肉植物は基本、断水して管理します。

あなたの持っている植物はどういった生育型なのか、一度確認してみると今後の栽培に役立ちますよ!

夏も、より良い多肉植物栽培ライフを!

※ アイキャッチ画像:多肉沢山!の画像 by 秋さん|ベランダ多肉と遮光と多肉植物 (2016月5月15日)|みどりでつながるGreenSnap

 

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