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ペイントの基礎「バーニングアートのクリスマスコースター」について

  • 2020年12月13日
  • NUKUMORE

電熱ペンを使用して木を焦がして、絵や模様を描く技法、「バーニングアート」の基本的なテクニックについて、クリスマスにぴったりの作品を通じて、解説します。金属特有の光沢感と立体表現がポイントになりますね!

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バーニングアートに使用するもの

lbs8043_p34_map_1_1606891679 ・電熱ペン:FD210-01マイペンα(アルファ)

・ペン先:
 T21-B1、T21-B2
 T21-D45(塗りつぶし用に加工したもの)

電熱ペンで焼いて描くバーニングアートの手順

ここでは「クリスマスのコースター」を例に、解説していきます。

◆作品サイズ 直径12cm
◆素材 ピコット


【作品制作・解説 松﨑 暁】
松﨑 暁  Satoru Matsuzaki
日本ウッドバーニング協会理事
同協会初級認定講師クラフトマスター
神奈川県立産業技術短大 産業デザイン科卒。
写実的なイラストレーションの新たな表現手段を模索する中でウッドバーニングと出会う。2012年、日本ウッドバーニング協会に入会。2016年、第16回ウッドバーニングコンテストにてグランプリを受賞。現在は日本ウッドバーニング協会主催の通信講座で講師としても活動中。 01 素材をサンディングして図案を写す。まず輪郭線を描く。(ダイヤル8~9 T21-B1)
ベルの横筋とヒイラギの葉脈は薄く描いておく。(ダイヤル7 T21-B1)
※モミの葉はこの段階ではまだ焼かずに残しておく。 lbs8043_p34_flow_1_1606891822 02 ヒイラギの葉をローリング技法で焼いていく。中心線と尖った部分を濃くするとヒイラギらしく見える。(ダイヤル7~8 T21-B2又はT21-D45塗りつぶし用) lbs8043_p34_flow_2_1606891845 03 ベルに影を付ける。 光の方向を意識してローリング技法で焼いていく。 はじめは低温で焼いていき、次第に温度を上げて仕上げるのがコツ。 (ダイヤル6~8 T21-B2又はT21-D45塗りつぶし用) lbs8043_p34_flow_3_1606891872 04 ヒイラギの実を焼く。 光が当たっている上の方を丸く焼き残すようにすると球体らしく見える。(ダイヤル8 T21-B1) lbs8043_p34_flow_4_1606891888 05 ヒイラギとベルのバーニングの後で、樅の葉を描く。 lbs8043_p34_flow_5_1606891901 06 モミの葉を焼く。 高めの温度で、葉先に向かって勢い良くペンを動かすと針葉樹らしく見える。(ダイヤル8~9 T21-B2又はT21-D45塗りつぶし用)
※T21-D45塗りつぶし用の場合は、ペン先の側面を使用する。 lbs8043_p34_flow_6_1606891920 07 リボンをローリング技法で焼く。 光の方向を考えながら、立体的に見えるように仕上げる。(ダイヤル6~7 T21-B1又はT21-B2) lbs8043_p34_flow_7_1606891938 08 最後に縁の部分をグラデーション状に焼いたら完成。(ダイヤル6~8 T21-B2又はT21-D45塗りつぶし用) lbs8043_p34_flow_8_1606891955 09 仕上げにマットニスを塗っても良い。 lbs8043_p34_flow_9_1606891962

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