
秋冬に欠かせないコーデアイテム、キャップ。ここでは、模様ができあがっていくのが楽しい幾何学模様のキャップの作り方をご紹介します。輪編みなので、常に表側を見ながら安心して編めます。裏側に糸が渡るので厚みが出て、とってもあたたか。
でき上がり寸法
頭回り 53cm
※自然に置いた状態で測った寸法です。ゴム編みは横に伸びる性質があるので、伸ばしてかぶることができます。
必要な材料
*使用糸
・ハマナカ メンズクラブマスター
ベージュ (18) 40g
緑 (65) 10g
青 (66) 10g
*用具
・4本棒針 10号
・毛糸とじ針
*ゲージ(10cm四方)
・編み込み模様 15目 17段
編み方の手順
1. 一般的な作り目をし、1目ゴム編み・編み込み模様でキャップを輪に編みます。
【参考】「一般的な作り目のやり方」はこちらから
2. 編み終わりをしぼり止めします。
【参考】「棒針編みのしぼり止めのやり方」はこちらから
編み方図
編み込み模様(編み地の裏側に糸が渡る方法)

01 最初に糸をかえるときには、配色糸に持ちかえて表目を編みます。糸端は約15cm残しておきます。

02 次に地糸で編むときは、地糸が配色糸の下を通るように渡し、矢印のように表目を編みます。

03 模様の目数分、地糸で編んだら、配色糸が地糸の上を通るように渡し、矢印のように配色糸で表目を編みます。

04 同様に、糸をかえるときには、常に地糸が配色糸の下を通るように渡しながら編み進めます。

05 6段めまで編めました。7段め以降は配色糸がかわるので緑の糸を一旦切ります。

06 8段めからはベージュを地糸、青を配色糸として編み進めます。

07 12段めまで編めました。青の糸を切ります。

08 14段めからはベージュを地糸、緑を配色糸として編み進めます。

★ポイント
裏側に渡る糸がつれると、写真のように編み地がふくらんで落ち着かないので、渡る糸の引き具合に注意しながら編みましょう。
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