萩・江崎に泊まれるカフェ「龍さん家」 奄美の郷土料理で新たな交流を

  • 2025年5月21日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 萩市江崎に5月2日、宿泊とカフェの機能を兼ね備えた新しいスポット「龍さん家」がオープンした。(山口宇部経済新聞)

 奄美大島の郷土料理「鶏飯」

 店主は、鹿児島県奄美大島出身の龍竜馬(りゅう りょうま)さん。萩市の地域おこし協力隊として田万川(たまがわ)の道の駅や温泉の活性化に取り組む中で、「持続的な地域の活気に繋がる仕組みを作りたい」という強い思いを抱くようになった。

 龍さんは「江崎エリアに人々が集まる交流拠点を創出するため、宿泊とカフェという形を選んだ。薩長同盟をモチーフに、私の故郷である奄美の料理を萩で提供することで、新たなつながりを生み出したい」と、開店への思いを語る。

 古民家を改装した店内は、1階がカフェスペース、2階が宿泊スペース。カフェには14席が設けられ、提供されるメニューは、龍さんの故郷である奄美大島の代表的な郷土料理「鶏飯(けいはん)」(1,500円)をはじめ、その鶏飯の具材とスープを活かした「鶏飯弁当」(550円)、「コーヒー」(500円)、「ジュース」(450円)など。宿泊スペースは、今夏頃のオープンを予定している。

 龍さんは、「『訪れた人がまた帰ってきたくなるような、心と体が穏やかになる場所』をテーマにしている。地域住民とお客様が自然と交わり、新たな価値観や個性を発見できるような場所にすることで、将来的な地域のにぎわいづくりにつなげていきたい」と、笑顔で未来を見据える。

 営業時間は11時~18時。不定休。

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