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田辺に「コンフォートホテル紀伊田辺」 ブックカフェや地元食材の朝食提供

  • 2025年5月30日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ホテル「コンフォートホテル紀伊田辺」(田辺市湊、TEL 0739-22-6111)が5月29日、JR紀伊田辺駅近くに開業した。経営は「グリーンズ」(三重県四日市市)。(和歌山経済新聞)

 内扉で2室を自由に出入りできる「コネクティングルーム」

 同ホテルは、「コンフォート」ブランドの国内96施設目で、県内では「コンフォートホテル和歌山」(和歌山市友田町5)に続く2施設目。同社にとっては約2年半ぶりの新築開業。鉄筋コンクリート造り6階建て。客室数は、14平方メートルのダブルエコノミー79室、16平方メートルのクイーンエコノミー21室、20平方メートルのツインスタンダード21室、28平方メートルで車いす利用できるユニバーサルルーム2室の計123室。ダブルエコノミー79室のうち、20室は室内に内扉を設置し、客室間の行き来ができる「コネクティングルーム」になっている。

 1階には宿泊者専用オープンスペース「Comfort Library Cafe(コンフォートライブラリーカフェ)」を併設。和歌山や旅行など地域に合わせたテーマで選書した約300冊の書籍とウエルカムドリンク、Wi-Fi、電源を備える。無料朝食も提供し、季節のスムージーや紀州産南高梅を使った「冷やし梅うどん」など、和歌山の地産地消メニューをそろえる。

 このほか、宿泊者には地域の情報や旅の思い出を書く「思い出カード」を渡す。記入したカードを1階のコミュニケーションボードに貼り、宿泊者同士の交流を狙う。

 5月27日、同社は田辺市と「災害等の発生時における宿泊施設の提供等に関する協定」を締結。同市で災害発生またはその恐れのある場合、市の要請に基づき、同ホテルを要配慮者などの宿泊場所や帰宅困難者の一時滞在施設として提供する。

 同社関西エリアマネジャーの村山知宏さんは「梅をイメージしたピンク色のクッションや壁紙、熊野古道の木々や木漏れ日をイメージしたじゅうたんなど、客室内の至る所に南紀にちなんだものを取り入れている」と話す。「ビジネスだけでなく、訪日客や観光・レジャーで訪れる人も多く見込んでいる」とも。

 チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料金はダブルエコノミーで約8,000円~。

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