宇都宮に焼き菓子店「と、お菓子。」 フランス菓子職人が開く、作家コラボも

  • 2025年5月26日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 焼き菓子店「と、お菓子。」(宇都宮市中央本町)が5月23日、釜川沿いで長年地域に親しまれていた老舗おでん店「のんき」をリノベーションしてオープンした。(宇都宮経済新聞)

 店内1

 宇都宮のパティスリーで7年にわたり修業を積んだフランス菓子職人の清水大輔さんが開いた。店のロゴには清水さんをイメージしたクマと、以前あったおでん店をイメージできるのれんをあしらう。

 店名の「と、お菓子。」は、「今後ガラス作家、ぬいぐるみ作家、絵を書く方など様々な作家と店内でコラボレーションしていきたいという構想があることから、『〇〇(コラボ作家)と、お菓子』という意味を込めて名付けた」という。ディスプレーする棚も、その時々に合わせて移動できるよう可動式にした。

 フランス菓子の修業を積んだ清水さんだが、フランス菓子だけにとらわれず、フランス菓子をベースに、アメリカンのクッキー、イギリス菓子スコーンなど、幅広いジャンルの焼き菓子を並べる。

 清水さんの「お薦め」は、清水さんをイメージしたクマを型押ししたチョコ味のクッキーや足利産の蜂蜜をたっぷり使ったパウンドケーキ。「ヘーゼルナッツをたっぷり使ったフィナンシェも珍しい」という。マドレーヌやパウンドケーキは時季により味を変えて作っていく予定。

 清水さんは「おいしいと思ってもらえるよう心を込めて作っている。おでん屋さんの面影が残る優しい雰囲気の店内でゆっくり選んでもらえたら」と話す。「バリスタ経験もあるので、今後生かせたら」と話す。

 営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休。

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