ホテルオークラ東京ベイ(浦安市舞浜)の「レストラン フォンタナ」と「鉄板焼 羽衣」が5月7日から、「有田焼の美と味わうディナーフェア」を提供する。(浦安経済新聞)
佐賀牛のポワレ温野菜添え うれしの茶と小城羊羹付き(追加¥3,000)
有田焼の名窯として知られる香蘭社と伝作窯の器を用い、フランス料理のフルコースやフレンチ鉄板焼きを提供する同フェア。有田焼は、17世紀初頭に現在の佐賀県有田町で、日本で初めて生産が始まったとされている磁器。透き通るような白磁と繊細で華やかな絵付けが特徴で、その技術と美しさは国内外で高く評価されている。香蘭社は、明治期に八代深川栄左衛門によっていち早く有田焼の新たな用途開発と輸出に乗り出し、業界をけん引してきた会社で、設立140余年の窯元。
「レストラン フォンタナ」では『Collaboration de Arita (コラボラシオン・ド・アリタ)』と題し、2種類のディナーコースを用意。いずれのコースにも、佐賀県嬉野市の特産品・うれしの茶と小城市の銘菓・小城ようかんが付く。
「鉄板焼 羽衣」では、総料理長の大塚康成さんが焼き手を務め、客の目の前で仕上げる「鉄板焼きとフランス料理の融合を体験できる」という。期間中、3種類のコース料理を用意。「輝」コースでは、佐賀牛ヒレ肉のソテーを用意している。
マーケティング課の松井部長は「日本を代表する佐賀県の伝統工芸品『有田焼』に盛り付けた、シェフ自慢の料理を楽しんでいただければ」と呼びかける。
「レストラン フォンタナ」のコースは6月1日までで、提供時間は17時~21時30分。1万円コースは、「一口のお楽しみ」、前菜の盛り合わせ、オークラ伝統のコンソメスープ、マダイと天使のエビのソテー 2色ソース、グラニテ、牛ヒレ肉のソテーフォアグラ添え 赤ワインソース、パティシエのお薦めデザート、コーヒーまたは紅茶、パンとバター。
「鉄板焼 羽衣」のコースは5月29日までで、提供時間は月曜~木曜の17時~21時。 2万7,000円のコースは、「一口のお楽しみ」、和牛とウニの西洋ずし、オードブル盛り合わせと小さなコンソメスープ、ブイヤベース プロバンス風 「イギリス産 オマールブルー」、季節のフルーツのスープ仕立て、佐賀牛ヒレ肉のソテー 野菜添え 黒トリュフの香り、パルメザンチーズ風味のリゾット、温製オレンジ風味のクレープにチョコレートのテリーヌを添えて、コーヒーまたは紅茶。