ワンビル内に福岡県のスタートアップ支援拠点「グローバルコネクト福岡」

　福岡県が5月14日、「ワン・フクオカ・ビルディング」（福岡市中央区天神1）7階の「CIC Fukuoka」内にスタートアップ支援拠点「グローバルコネクト福岡」を開設した。（天神経済新聞）

　「CIC Fukuoka」オフィスエントランス

　福岡県が開設する初めてのスタートアップ支援拠点。同拠点は、福岡県内に拠点を構えるスタートアップや中小企業を対象に、資金調達、ビジネスマッチング、海外展開などの支援を行う。企業や資金、人材などがアジアをはじめ世界から集まり、さらなるスタートアップの創出や成長につながるグローバルなエコシステムの形成を目指すという。

　資金調達・マッチング支援として、ビジネスマッチングイベント「F★Pitch（エフピッチ）」を毎月開催するほか、ビジネスプランの策定やピッチ手法を学べるオンラインセミナー「めざせ！F★Pitchセミナー」の開催、資金調達や協業先とのマッチングなどについての個別支援などを行う。海外展開支援では、オンラインセミナー「海外展開セミナー」、国内外のコーディネーターによるコンサルティングなど。人材マッチング支援では、財務やマーケティングなどの高度経営人材のマッチング支援を予定する。

　5月14日当日には、開設を記念してオープニングイベントを開催した。イベント冒頭、服部誠太郎福岡県知事は「グローバルなマーケットに挑戦するスタートアップを福岡県は全力で応援する。資金調達の相談や人材マッチングなど、グロコネを利用してもらえたら」と呼びかけた。併せて、「CAMPFIRE」ファウンダー会長の家入一真さんの講演会、起業家・投資家によるトークセッションなどを行った。

　運営は平日の9時～18時。問い合わせ・相談は無料。申し込みはホームページで受け付ける。