屋島山上に「屋島喫茶JOG」 地元素材使ったメニュー提供、土産販売も

  • 2025年4月23日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 カフェ「屋島喫茶JOG(ジョグ)」(高松市屋島東町)が4月17日、屋島山上駐車場沿いにオープンした。(高松経済新聞)

 ランチセット 炊き込みご飯や小皿は季節によって変わる

 「屋島山上交流拠点施設やしまーる」と同じく「イースト」(東京都千代田区)が運営する。店舗面積は169.2平方メートル。席数は60席。注文せずに休憩所としても利用できる。

 メニューは、コーヒー、高瀬緑茶(以上400円)、「屋島はちみつレモネード」(500円)、日替わりスープ(450円)、梅や昆布などの具材も用意するおにぎり(200円~)、ふじかわ牧場(塩江町上西乙)で取れた牛乳を使うソフトクリームなど。炊き込みご飯やみそ汁などをセットにしたランチセット(1,000円)、「Patissier Yama(パティシエ ヤマ)」(福岡町)のケーキ、山田家のうどんなども提供する。

 物販コーナーも設け、同社が展開する庵治石や香川漆器などの伝統工芸品をセレクトした「セレクト840(やしまーる)」の商品や、「うどん本陣 山田家」(牟礼町牟礼)の土産用うどん、「吉岡源平餅本舗」(井口町)、「名物かまど」(坂出市)などの香川の銘菓、今月始まった瀬戸内国際芸術祭のグッズなどを販売する。

 やしまーる館長の中條亜希子さんは「店名は禅語の『如愚(じょぐ)』『潜行密用は愚の如(ごと)く、魯(ろ)の如し』に由来する。この言葉は『人はどう見られるかばかりを気にして人から評価を得るための生き方をしがちだが、本当に大切なことは愚直にひたすらに行うこと』という意味。屋島の永続的な未来を考える時にも、目先のことやはやり物だけに頼らず、本当に大切なものは何かを考えながら施設を活用しようとこの名前を付けた」と話す。

 「やしまーるは産学連携のグッズを中心に展開してきたが、このカフェでは近隣の企業や店舗の土産も置くなど民間とも連携する。憩いの場として立ち寄るとともに屋島に関することもスタッフにどんどん聞いてもらいたい」とも。

 営業時間は11時~17時。月曜~水曜定休。

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