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湘南を拠点に活動するミュージカル団体「Earth Rhythm Connection(アースリズムコネクション)」が7月5日と8月30日、湘南台文化センター(藤沢市湘南台1、TEL 0466-45-1500)でオリジナルミュージカルの公演を行う。(湘南経済新聞)
「アースリズム」新作公演に向けた練習の様子
同団体は、地球環境問題や命の大切さをテーマにしたオリジナルミュージカルを小学生と共に創作・上演している。エンターテインメントを通して、地球環境のこと、生命について考えることを目的に活動しており、これまでにも地域での公演を重ねてきた。少人数クラスで一人一人と向き合い、プロのパフォーマーと共に「本物のステージ」を作ることを目指しているという。学校以外の小学生の居場所づくりや、廃棄しないステージアート・衣装の再生利用、障害のある人とのステージ制作など、インクルーシブな環境作りにも取り組んでいる。
7月5日に公演予定の「ひかりのはこ」は、同団体代表の原沙奈子さんが一人で演じるミュージカルライブ。見終わった後に、「自分の願いをかなえようと前向きな気持ちになってほしい」という思いから、「自分の願いをかなえる」というテーマで創り上げている。ミュージカル作品やディズニー作品からなじみのある楽曲も織り込み、観客も歌や踊りに参加できるステージで、子どもから大人まで楽しめるライブとなっている。
8月30日は海の生き物たちの命のつながりを描いた新作ミュージカル「くじら~めぐる命~」のお披露目会を行う。同作品には、同団体のこどもミュージカルクラス「アースリズムクラス」と「くじらクラス」に所属する小学生たちが出演。自然界における命の循環をテーマに、死後の魂や、他の命を食べることで自分が生きることができるという生命のつながりを描き、それぞれの命が持つ大切さを伝える内容。観覧料はドネーション式を採用し、集まった寄付は来年度の制作費用に充てる。
原さんは「子どもたちの純粋な表現とともに、地球や生命、平和について観客にも新たな気づきを与えられる舞台を目指している。子どもたちの未来に美しい地球を残すため、子どもの未来を育てる場所を作るために、私たちの活動を応援してもらえたら。ぜひ来場して子どもたちの輝きを見てほしい」と話す。
7月5日は14時30分開演。入場料は、一般=3,000円、小学生以下=500円。8月30日は14時と17時の2回公演。観覧料はドネーション式。