平塚で年齢や障害の有無を超えたアーティストたちの展覧会

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 アート展「嬉々!!の Flower Carnival」が現在、平塚のギャラリーカフェ「嬉々(キキ)!!CREATIVE GALLERY & CAFE」(平塚市明石町、TEL 0463-59-9974)で開催されている。(湘南経済新聞)

 カフェは約20席、キッズスペースもある店内の様子

 約60人のアーティストによる「花」をテーマにした作品約100点を展示する同展。4月1日の展示開始以来、湘南地域のアクセサリー作家による作品販売や、フローリストによるワークショップも行われ、来場者はアートと花のあるひとときを楽しんでいる。

 出展者は、障害のあるアーティストの他、公募で集まった子どもから大人まで幅広い。作品は、色鉛筆やアクリル絵の具、塩絵、墨などさまざまな手法の作品がそろう。会場には、メインアーティストの飯塚月さんによる浮遊する花や金魚を描いた作品と共に、地元直売所で仕入れた生花を取り入れた装飾が施され、華やかな空間が広がっている。展示作品の多くは販売も行う。

 主催する同ギャラリーは、障害のあるアーティストの創造的活動を支援する福祉施設で、現在約80人が在籍している。ギャラリーやカフェの運営も通じて、アートを日常の中で楽しめる場づくりを目指している。

 同展担当者の北澤桃子さんは「年齢や障害の有無に関係なく、誰もが自分らしい表現を通じてつながれる場をつくりたい。春の訪れとともに、たくさんの人に足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時30分~15時30分。月曜・日曜・祝日定休。土曜は第1・第3のみ開場。入場無料。5月30日まで。

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