「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

代々木公園でLGBTQ+の祭典「プライドフェスティバル」 パレードも

  • 2025年6月2日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 LGBTQ+の祭典「Pride Festival(プライドフェスティバル)」が6月7日・8日、代々木公園(渋谷区神南2)イベント広場で開催される。主催はNPO法人東京レインボープライド(新宿区)。(シブヤ経済新聞)

 昨年開催されたパレードの様子

 「Tokyo Pride 2025」の目玉の一つとなる同祭典。Tokyo Prideは、同法人が2012(平成24)年から代々木公園を中心に4月に開催していた「東京レインボープライド」の名称を変更。日本初の「プライドパレード」が1994(平成6)年に開催されてから30年がたち、名称や開催形式、時期などを見直し世界的な「プライドマンス(月間)」の時期に開催する。

 東京レインボープライドの参加者は初年度の4500人から年々規模を拡大し、昨年は過去最高の27万人を記録。LGBTQ+に対する社会認識は大きく変わり、可視化が進む一方、当事者が直面する課題などは依然として多く残っていることから、LGBTQ+コミュニティーの文化など理解を深め、具体的な課題解決につながる機会になることを目指す。

 会場には、企業・団体・NPO・飲食店などのブースが並び、情報発信や交流の場を提供する。主催ブースとして同法人は「インターセクショナリティー」に焦点を当て、ピッチトークや交流会を通じてコミュニティーにおける「多様なマイノリティー属性」が抱える課題の可視化と解決を目指す。「マース ジャパン リミテッド」は菓子やペットフードを扱うほか、「We are『ALLY』」はレインボーの木を作る企画を予定。

 「FTM(Female to Male)」トランスジェンダーのライフスタイルマガジンを販売する「FTMマガジンLapH」、自社のDEI(Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性))活動を紹介する企業なども出展。介助が必要な人向けの大型ベッドを置くユニバーサルシート用テントや、ミルク・おむつ替えなどができるキッズスペースなども設ける。

 ステージでは、ドラァグクイーンユニット「八方不美人」やマドンナさんなどの振付師やダンサーとして活動するAya Satoさん、女性同士の社交ダンススクール「ラティーナ」らによるパフォーマンスをはじめ、ドラァグクイーンを中心としたパフォーマー50人以上によるショー「DRAG QUEENS SHOW」などを展開する。

 8日(12時~)には、60グループがカラフルに装飾した「フロート」(=山車)から音楽を流しながら渋谷・原宿エリアを行進する「Pride Parade」を行う。

 「プライドマンス」である6月の1カ月は、LGBTQ+への「理解と人権について深く考える」コンテンツを展開。東急プラザ原宿「ハラカド」(神宮前6)3階の多目的スペース「BABY THE COFFEE BREW CLUB GALLERY ROOM/ART STREET」では今月6日~18日、LGBTQ+のアーティストの作品や「クィアストーリー」をテーマにした作品、アイデンティティーを表現した作品などを展示するクィア・アート展を開催。今月14日・15日には原宿駅前の「WITH HARAJUKU」(神南1)のホール「WITH HARAJUKU HALL」でユース世代を対象としたフェスティバル形式のイベントとして、「学ぶ」「働く」「暮らす」「遊ぶ」のテーマを軸にステージとブースを展開する。

 開催時間は11時~18時。入場無料。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 みんなの経済新聞ネットワーク All Rights Reserved.