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「長瀞花の里」で100万本のハナビシソウが見頃 フォトスポットも

  • 2025年6月6日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 長瀞町の「長瀞花の里」(長瀞町長瀞)の約1ヘクタールの敷地に現在、およそ100万本のハナビシソウが咲き、見頃を迎えている。(秩父経済新聞)

 ハナビシソウは杯状に大きく開いた形が特徴。

 秩父鉄道「長瀞駅」から宝登山参道を進み、徒歩9分ほどの場所にある同園。ペットの同伴も可能で、近隣に愛犬同伴可能な施設があることから、リードを付けて犬と訪れる来園者も多いという。

 ハナビシソウはケシ科の一年草。北米カリフォルニア州の州花としても知られ、別名はエスコルチアやカリフォルニアポピーという。杯状に大きく開いた形が特徴で、色はオレンジや黄色をメインに、白、赤、紫、グラデーションの6色。今年はクリーム色も新たに同園で確認した。花は朝に開き、夕方には閉じるため、見学は晴れの日中が適している。

 園の管理は、地域のボランティア団体「長瀞町花の里づくり実行委員会」が担っており、活動はおよそ20年前から続いている。鹿などによる被害が少なく、丈夫で育てやすい花であることも長く続けられてきた理由の一つだという。

 園内にはフォトスポットも設けている。手がけたのは実行委員会事務局(長瀞町産業観光課)の浅見周さん。昨年から少しずつ整備を進め、「#NAGATORO」のサインボード、赤・黄・緑のベンチやカラフルな矢印標識などを用意。桜の木の下の白いベンチは、離れた場所に設置した白い額縁とセットのように撮影することもできる。浅見さんは「手作業でできる範囲の工夫をして、フォトジェニックな場所として来園者に喜んでもらいたいと思った。『#NAGATORO』のサインボードは園内のほか長瀞駅前にも設置していて、人気のフォトスポットとして広まれば」と話す。

 来園者数は平日でも500~600人に上ることがあり、週末にはさらに多くの人でにぎわう。「ハナビシソウの見頃が終わる6月中旬にはアナベルやアジサイも咲き始めそうなので、見に来てほしい。今後、園内にベンチを増やす予定もあり、皆さんにゆっくり楽しんでもらえる場所になれば」と浅見さんは来園を呼びかける。

 開園時間は9~16時。環境整備協力金として大人300円、高校生以下は無料。オリジナルのポストカードが付く。

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