
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)では映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の公開20周年を記念した特別企画「炎のゴブレット」を2025年9月8日(月)まで開催中。4月22日にはお披露目セレモニーが行われ、チョコレートプラネットと元日向坂46で女優の加藤史帆さん、柔道家の阿部詩選手が登場した。
スタジオツアー東京 特別企画「炎のゴブレット」お披露目セレモニーが行われた
スタジオツアー東京では、セットや衣装、小道具を見たり、さまざまなアクティビティを通して、映画「ハリー・ポッター」シリーズの制作の裏側を体験できる。「炎のゴブレット」はスタジオツアー東京オープン以来初の全館規模で開催される企画で、作品のテーマに沿った初公開を含む、さまざまな小道具や衣装、クリーチャーが展示される。
■実は映画を観たことがないチョコプラ松尾さん
映画を観ていない松尾さんは衣装や小道具にピンときていない様子
ホグワーツ代表のセドリック・ディゴリー風の衣装に感動する長田さん
ボーバトン魔法アカデミーの衣装を着た加藤さん
チョコレートプラネットの長田庄平さんはホグワーツ代表のセドリック・ディゴリー風、松尾駿さんはダームストラング専門学校のビクトール・クラム風の衣装で登場。実は映画を観たことがないという松尾さんは「私服で来ました」と話して会場の笑いを誘った。ボーバトン魔法アカデミーの衣装を着た加藤さんと長田さんは「ハリー・ポッター」ファンということもあり、衣装を着たことにも感慨深げだった。
大広間には「炎のゴブレット」が展示されている
会場となった「大広間」には「炎のゴブレット」が展示されていて、映画の中さながらの世界観に大興奮の長田さんと加藤さん。長田さんはものづくりの点からも「ディテールがすごい!」と、普段、コントの小道具を自作しているからこその視点で、何度も「すごい」を繰り返していた。
ホグワーツの生徒のような衣装で登場した阿部選手
「炎のゴブレット」の炎が赤く変わり、中から阿部選手の名前が書かれた羊皮紙が飛び出し、特別ゲストとして阿部選手が登場。ホグワーツの生徒のような衣装に身を包み、いつもとは違った印象の阿部選手。「映画で観ていた衣装を着られてうれしい。いつもは体ひとつで戦っているので、杖があると心強い」とコメント。
■伝説をテーマにトークバトル
「思い出深い伝説の試合」というテーマでトークバトル
選手が出そろったところで、三大魔法学校対抗試合の優勝杯をかけてトークバトルに。まずは「思い出深い伝説の試合」というテーマでフリップトークに。阿部選手は「兄妹優勝!」と東京オリンピックでの快挙を語り、加藤さんは「ライブ中ステージから落ちたときに“クルックシャンクス”(ハーマイオニーのペットの猫)のようにきれいに着地して、普通にライブに戻りました」と、神業のようなエピソードを披露。
松尾さんの“伝説”は、なんと「ネタ中に失神していたけど、なんとかコントをやり切った」という珍エピソード。これに対し、長田さんは「2014年のキングオブコントでシソンヌと決勝でぶつかって優勝できなかったのですが、2018年にリベンジして優勝できた」と発言。松尾さんから「めちゃくちゃスベって3位ですよね」とツッコミ、またまた会場が笑いに包まれた。
阿部選手が優勝しトライウィザードカップをゲット
さらに「ドラゴンとどう戦うか」という問いには、阿部選手は「ドラゴンを担いで背負い投げ」、加藤さんは「変身術で仲良くなって交渉する」、松尾さんは「ストレスを抱えていると思うので話を聞いてあげる」、長田さんは「インパクトドライバーでウロコを1枚ずつはがす」と回答。そして、結果発表では勝者に阿部選手が選ばれ、トライウィザードカップを手にした。
特別企画「炎のゴブレット」は9月8日(月)まで開催
最後はこれからスタジオツアー東京に来る人たちへのメッセージ。長田さんは「映画の世界が楽しめる場所。セットや小道具のディテールもじっくり見てほしい」。松尾さんは「映画を観ていなくても楽しめます!観ていたらもっと楽しめると思うので、今度は子どもと一緒に映画を観てからまた来たいです」と、映画を観ていなくても楽しめるスタジオツアー東京の魅力を語った。
それぞれに個性豊かなコメントと思いを披露した、スタジオツアー東京 特別企画「炎のゴブレット」お披露目セレモニー。初公開となる小道具や衣装、クリーチャーなどが館内の随所に展示され、映画の世界観を堪能できる。2025年9月8日(月)まで開催されるので、ぜひ足を運んでみよう。
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取材・文=岡部礼子