名取市のイオンモール名取1階に4月24日、福岡発祥のレストラン「ピエトロ」(TEL 022-399-8829)がオープンした。運営はピエトロ(福岡市中央区)。(仙台経済新聞)
店内
1980(昭和55)年、福岡市の天神エリアでスパゲティレストラン「洋麺屋ピエトロ」として創業した同社。「炊きたてのご飯に合うものは、ゆでたてのスパゲティにも合う」という考えの下、和とイタリアンを融合させたメニューを提供する。麺がゆで上がるまでに提供していたサラダに使うドレッシングが評判になり、翌年に店頭販売を開始。看板商品の「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」の累計出荷本数は3億本を突破しているという。
同社はレストランやショップなどを全国に展開し、名取への出店が47店舗目になる。東北エリアへの出店は初めて。同社店舗事業本部副本部長の角田祐己さんは「ピエトロは九州地方ではレストランとドレッシングのイメージがあるが、日本列島を北上するほどレストランのイメージは薄れ、ドレッシングのイメージが強くなる。東北地方にピエトロブランドが広がることを願い出店した」と話す。店舗面積は47.5坪。席数は60席。
パスタメニューは28種類をラインアップ。ニンニクや唐辛子を利かせたトマトソースに揚げなすと牛ひき肉を合わせた名物メニュー「なす辛」(スモール=990円、レギュラー=1,408円)をはじめ、イタリアンと和素材を合わせた「高菜とひき肉」「納豆とカリカリベーコン」(以上、同=814円、同=1,155円)、ニンニクとタラコの「にんたら」(同=891円、同=1,265円)、「博多明太子(めんたいこ)カルボナーラ」(同=913円、同=1,298円)、イワシのコンフィと香味野菜を使ったペペロンチーノ「絶望スパゲティ」(同=957円、同=1,353円)など。麺の重量は、スモール=55グラム、レギュラー=110グラム、大盛り=165グラム(308円増し)、ダブル盛り=220グラム(616円増し)。
サラダ、スープ、パン、アヒージョ、ローストビーフ、ピザ、ドリア、グラタン、スイーツも提供。好みのピエトロドレッシングをかけて食べる「ピエトロサラダ」(スモール=682円、レギュラー=968円)は、冷たさとしゃきしゃきとした食感を維持するため、氷が入ったボウルにサラダボウルを重ねて提供する。
角田さんは「おいしいパスタとバリエーション豊富なドレッシングをサラダと一緒に楽しんで、幸せな気持ちになってもらえたら」と話す。
営業時間は11時~22時。