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習志野在住の加藤路瑛さん、「青年版国民栄誉賞」SEED部門でグランプリ

  • 2025年5月30日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「第39回青年版国民栄誉賞」(JCI JAPAN TOYP 2025)が都内で5月24日に開催され、習志野市在住の加藤路瑛(じえい)さん(19)がSEED部門でグランプリを受賞した。(習志野経済新聞)

 同イベントは社会に持続的なインパクトを与える可能性を秘めた「傑出した若者」を発掘し、日本のみならず世界に向けて発信することを目的としたもの。SEED部門は国内外を問わず、科学技術、医療福祉、文化芸術、国際交流、国際協力、環境、スポーツ、教育、まちづくりなどのあらゆる分野において社会に好循環を起こす取り組みを行う20歳(2006年生まれ)未満が対象となる。

 加藤さんは習志野市生まれ習志野市在住。2006(平成18)年2月生まれ。12歳の時に起業し、クリスタルロード社の社長に就任した。自分の困り事である「感覚過敏」の課題解決に向き合い、2020年に感覚過敏研究所を立ち上げた。感覚過敏がある人たちが暮らしやすい社会を作ることを目指し、商品・サービスの開発・販売のほか、感覚過敏の研究や啓発に取り組む。店のBGMや照明を落として、感覚過敏の人が落ち着いて買い物や食事、館内滞在できる時間帯のクワイエットアワーの普及活動も行う。

 加藤さんは2次選考で落ちたものの辞退者が出たため繰り上げ当選となり、最終選考会に進出。感覚過敏の人のためのアパレルブランドや、音や光の刺激で疲れる人が使える休憩所「カームダウンスペース」を普及する取り組み、感覚過敏研究所の5年間の活動内容をプレゼンし、見事グランプリを受賞した。

 受賞について、加藤さんは「感覚過敏の課題を知ってもらう活動をしているので、最終選考会で発表でき、グランプリまで取れてうれしい。習志野市内で店を持っている方々で、クワイエットアワーを行っている、あるいは興味がある方がいたらご一緒したい」と呼びかける。

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