倉敷アイビースクエアにデニム専門店 「和テイスト」前面に

  • 2025年5月27日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「倉敷アイビースクエア」(倉敷市本町)内にデニム専門店「青木被服 倉敷アイビースクエア店」(TEL 086-433-2281)がオープンして1カ月がたった。(倉敷経済新聞)

 着物風デザインのTシャツと店舗外観

 4月25日にオープンした同店。倉敷市内では「倉敷本店(阿知)」「倉敷SOLA店(本町)」に次ぐ3店舗目で、「和モダン×プレミアムデニム」をコンセプトに、藍色を基調とした空間でデニム製品を展示販売する。店舗面積は約35平方メートル。

 同店を運営する「青木被服」(井原市)専務で服飾デザイナーの青木俊樹さんは「今年1月に浅草店、4月に台北店(台湾)を出店したが、どちらの店舗でも和テイストの物の人気が高い。新店舗ではデニムというよりは和テイストを意識した店作りにした」と話す。

 袖口を着物風に仕上げたTシャツをはじめ、作務衣(さむえ)、法被、羽織などをアレンジした和モダンのデニム製品、大原美術館が所蔵する名画をジャガード織りであしらったTシャツ、横糸にシルクを使った「シルクデニム」の製品など並べる。

 着物風Tシャツは同店限定デザインの商品も用意する。「自社工場を持っているからこそ独自の企画を打ち出せる。『この商品は倉敷のこの店にしかない』というような、店自体に観光地のような価値を持たせたい」と青木さん。「和テイストを追求する中で、すでにある物をなぞるのではなく、新しい表現をしていきたい」と話す。

 営業時間は9時~18時。

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