企画展「春のバラ展」が5月2日~4日の3日間、鶴屋百貨店(熊本市中央区手取本町)で開催される。(熊本経済新聞)
過去の展示会の様子
主催は「熊本ばら会」。同会は1952(昭和27)年に発足。会員のバラ育成の技能向上、園芸文化の高揚に寄与することを目的に活動を続けている。展示会は春と秋の年2回開催し、今回で119回目。
世界37カ国で構成される世界バラ会連合が3年に1回開催する「世界バラ会議」で選出する「殿堂入りのバラ」。18品種あり、今回の展示会では、そのバラも展示する。そのほか、3万種~4万種あるといわれる世界のバラも国別に紹介するなど、約300品種800本を展示する。
期間中、バラ作りに悩んでいる人へのアドバイスを行う「バラの相談コーナー」も開設。会場でアンケートに答えた人を対象に、バラのポット苗や切り花などが当たる抽選会も行う。
同会の前田宜重会長は「早咲き、遅咲き品種などがあり全ての品種をそろえるのは難しい。会員一同全力で集めたので、たくさんのバラを見て楽しんでもらえれば。希少なバラもあるので、この機会にぜひ来場してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。