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今治・延喜の片垣池ほとりで「ホタル祭」 飛散の最盛期迎える

  • 2025年6月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 今治市延喜の片垣池周辺の水路のホタルが現在、飛散の最盛期を迎えており、多くのゲンジボタルが訪れる人の目を楽しませている。(今治経済新聞)

 今治・延喜の片垣池ほとりにホタル飛び交う

 毎年5月末ごろから6月初旬にかけて見頃を迎えるのに合わせ開いている「延喜のホタル祭」。今年は5月26日に32匹の飛散が始まり、以降は右肩上がりに飛散数が伸び、5月31日には182匹のゲンジボタルが確認された。延喜ホタル保存会会長の和田勲さんは「今年の見頃の最盛期は6月の1週目。2週目になると飛散数も減ってくると予想されるので、早めにご覧いただければ」と呼びかける。

 延喜のホタル祭は、地元有志により結成された「延喜ホタル保存会」がボランティアで毎年開催している。今から38年前の発足以降、毎年ホタルの幼虫の放流や飼育などの保護活動に力を入れており、地域住民一丸となってホタルの生育環境を守っている。

 放流の際には近隣の「しまなみの杜こども園」の園児たちも助っ人として訪れ、手伝っている。同園では、毎年の恒例行事としてホタル祭鑑賞会も催しており、夜空にホタルが舞う様子を感嘆の声を上げながら楽しんでいる。

 「延喜ホタル祭の特徴は、ホタルを手で触れられるほど間近で鑑賞ができること。根強いファンも多く、毎年、今治市内からはもちろん、遠くは大阪から足を運ぶ人がいるほど。昨年は延べ3000人が鑑賞に訪れた」と和田さん。同会メンバーが更新しているブログでは、その日の飛散状況をほぼ毎日投稿しており、飛散状況を確認してから訪れる人も多いという。

 ホタルは毎夜19時40分ごろから見え始めて、20時前後が最も活発に動き回る時間帯。「今週いっぱいが見頃。家族や友達を誘って、ぜひ楽しんでいただければ」と呼びかける。

 路上駐車禁止。同会では近くの指定駐車場の利用を呼びかける。

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