東京芸術劇場が野外フェス　サーカス、大道芸、音楽、影絵も

　野外フェスティバル「TACT（＝Theater Arts for Children and Teens） FESTIVAL（タクト フェスティバル）2025」が5月4日～6日、東京芸術劇場（豊島区西池袋1）劇場前広場で開催される。（池袋経済新聞）

　オープニングライブ「BLACK BOTTOM BRASS BAND ～みんなでワッショイGroovyyy!!～」（4日・5日）では、日本のニューオリンズスタイルブラスバンド「ブラック・ボトム・ブラス・バンド」が演奏を披露する。ライブ後には、参加者と一緒に音楽を奏でながらグローバルリング シアター周辺を練り歩く企画も行う。

　「Circus unARTiq（サーカス・アンアーティック）」や大道芸人によるパフォーマンス、子ども向けジャグリング体験や大道芸人によるワークショップを行う。

　影絵師・音楽家の川村亘平斎さんによる音楽・影絵芝居（4日・5日）と、影絵人形作りのワークショップ＆影絵遊び（要事前申し込み）も行う。

　東京都歴史文化財団東京芸術劇場事業企画課で同イベント担当の小田切寛さんは「野外フェスは芸劇初、工事休館中ならではの試み。家族・グループでも、1人でも楽しめる企画がそろっている。豊島区の人気店のキッチンカーも出店するので、TACTフェス常連の人も『芸劇の公演は初めて』という人も、気軽にふらっと遊びに来て、食べながら、飲みながら、楽しんでもらいたい」と話す。

　開催時間は11時～21時。入場無料。