ラーメン店「虎砲(こほう)」(姫路市南町)が4月21日、オープンした。運営は、姫路市内などで飲食店を展開する「HIROOKA FOOD MARKET」(姫路市)。(姫路経済新聞)
店内
店舗面積は約4坪。席数は、カウンター=4席、テーブル=2卓6席。
メニューは、太麺を使った「ど豚骨ラーメン」(990円)、「ど豚骨半熟卵ラーメン」(1,140円)、「ど豚骨チャーシューメン」(1,290円)のほか、細麺を使った「豚骨細麺」(950円)、「半熟卵豚骨細麺」(1,100円)などを用意する。
ラーメンは「超濃厚スープ」と「和出汁(だし)豚骨スープ」の2種類の豚骨スープをベースに、太麺または細麺の組み合わせで提供する。太麺は、全粒粉を練り込んだコシの強い麺で、スープとの相性を意識した食感に仕上げている。細麺はあっさりとしたスープによく絡む仕様となっている。
豚骨スープは、かつおベースに3種類のしょうゆをブレンドし、骨の髄からもうまみを抽出するよう長時間かけて炊き上げる。濃厚ながらもまろやかで、豚骨特有の臭みが抑えられている点が特徴という。
社長の廣岡陽介さんは、2008(平成20)年にラーメン店を開業。かつては24時間炊き続ける豚骨スープを提供していたが、仕込みにかかる時間と人件費の面から一度断念していた。今回、高圧ずんどう鍋を導入し、見張りながら8時間でのスープ炊き上げが可能となったことで、再挑戦したという。
廣岡さんは「姫路では豚骨スープに太麺を合わせたラーメンは珍しい。試してみてほしい」と話す。「今後はフランチャイズ展開も視野に入れ、より多くの方にこの味を届けていければ」とも。
営業時間は11時30分~14時30分、20時~24時(金曜・土曜は18時から、日曜は18時~21時)。