彦根・荒神山公園で恒例「春まつり」 GWに多くの家族連れでにぎわう

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 荒神山公園(彦根市日夏町)で5月4日、恒例の「荒神山公園春まつり」が開かれた。(彦根経済新聞)

 ものづくりフェアLife&Art2025=「荒神山公園春まつり」

 1989(平成元)年からこの時期に開催している同イベント。主催する彦根市都市公園指定管理者「高木・技研特別共同体」によると、今回の来場者は約1万人。ピーク時には約1000台の臨時駐車場が満車になるほどのにぎわいを見せたという。

 6回目となる「ものづくりフェア Life&Art2025」では、県内外のクラフト作家などによる約40ブースに加え、飲食ブースは過去最多の26店舗が出店した。

 市内の子ども会によるブースでは、子どもが楽しめるスライムづくりなどの創作コーナーやスーパーボールすくいなどのゲームコーナー、大声コンテストやモルック体験などが行われた。保護者と子どもが協力してブースを運営する姿や、子どもたちによる呼び込みや売り子など子ども会ならではの光景が見られた。

 野外ステージでは、キッズダンスやチェーンソーアートなどのパフォーマンスが披露されたほか、今年滋賀県で開催される「国スポ・障スポPRブース」などもあった。会場内では、滋賀県立大学の環境団体「廃棄物バスターズ」の学生がごみ拾いなどの美化活動に取り組んだ。園内の子どもセンターでは、ジュニアボランティアの子どもたちが企画した「春のミニ子どもフェスティバル」も同時開催された。

 初めて「春まつり」に来たという市内在住の奥村さん一家は「近場で子どもも大人も楽しめるイベントで一日楽しめた。日頃見ることのない出店者に出会えて楽しかった。子どもは焼き杉クラフトなど、ものを作る体験が楽しかったよう」と話していた。

 同共同体代表の高木淳一さんは「地域祭が多いゴールデンウイーク(GW)中日の4日に多くの来場があり、うれしい。当イベントが地域に愛されているのだと感じる。これからも可能な限り継続していけるよう企画・運営を進めていきたい」と意気込みを見せる。

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