イオンモール、「八王子IC北」B街区の建設着工 来春開業目指す

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 イオンモールとイオンネクスト(それぞれ千葉市美浜区)が5月8日、開発を進めている次世代型複合商業施設「(仮称)八王子インターチェンジ北」B街区について、建設工事を始めたと発表した。(八王子経済新聞)

 「A街区」の外観イメージ

 同施設は八王子駅から約3キロ、中央自動車道・八王子インターチェンジから約500メートルの場所に位置し、道の駅「八王子滝山」(八王子市滝山町1)前の造成地で展開する。敷地面積は約10万2000平方メートル。

 同施設は、倉庫とAIを活用したロボットを組み合わせ、イオンのネット専用スーパーのサービス提供などを担う「顧客フルフィルメントセンター(CFC)」や商業機能を置くA街区、A街区と道路を挟んで商業施設を展開するB街区に分かれる。

 今回、着工したB街区の敷地面積は約2万9000平方メートル。地上3階建ての建物と、300台分の駐車スペースを用意する。A街区は昨年5月に着工しており、敷地面積は約6万5000平方メートル。同街区に展開する商業棟は地上6階建て、CFC棟は地上4階建て。

 同社広報担当者は「当施設は『豊かな時間を体現し、共感した人が集いにぎわう場』をコンセプトに、CFCに実店舗を併設した施設、シネマコンプレックス、飲食施設等の構成を計画している」と話す。

 同所については、2008(平成20)年に地元住民らによる「八王子インター北地区周辺まちづくり合同会社」が都有地を取得。2013(平成25)年に「八王子インター北土地区画整理組合」が設立され、土地の造成や区画道路の整備などが進められた。2015(平成27)年には造成した場所に「(仮称)イオンモール八王子IC北出店予定地」の看板が立てられた。

 2021年12月には、イオンモール(千葉市美浜区)が同所への商業施設の新規出店を発表。開業予定は当初、第1期=2025年春、第2期=2026年としていたが、今回、A街区の商業棟とB街区=2026年春、CFC棟=同年秋に変更した。

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