「道の駅協和四季の森」(大仙市協和荒川新田表)が5月2日、新たなオリジナルグッズとして市内6つの酒蔵のロゴを刻印した「観賞用升」をカプセルトイ商品として発売した。(大仙経済新聞)
升を手に持つ駅長の川野邊徹さん
昨年12月、駅長の川野邊徹さんがにかほ市と由利本荘市の道の駅のインスタグラム投稿を見たことがきっかけ。投稿されていた升の製作元である「タカハシ印店」(由利本荘市大門)に連絡し、大仙市版が実現した。
ラインアップ(かっこ内は銘柄)は、刈穂酒造(刈穂)、奥田酒造(千代緑)、金紋秋田酒造(金紋秋田)、鈴木酒造(秀よし)、出羽鶴酒造(出羽鶴)、福乃友酒造(福乃友)の市内酒蔵のロゴを刻印した6種に加え、秋田大学の学生と市内5つの酒蔵が協力して開発した日本酒「宵の星々(よいのほしぼし)」をデザインしたシークレット1種を加えた全7種。
升は縦4.5センチ、横4.5センチ、高さ3.5センチと、一合升よりも小さい手のひらサイズ。素材は木材で、観賞用のほか、小物入れやインテリアとしても使える。
川野邊さんは「大仙市には酒蔵がたくさんあるので、県内外の方に知ってもらいたい。中には規模の小さい酒蔵もあるので、こうした形での紹介が周知につながればうれしい。これをきっかけに実際にお酒を手に取っていただけたら」と話す。
価格は500円。