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焼きたて、翌日、リベイクと3回楽しめるスコーン

  • 2025年5月30日
  • レタスクラブニュース
スコーン
スコーン / (C)Satoru/KADOKAWA



管理栄養士、学術博士であり、また3人のお子さんのお父さんでもあるSatoruさん。
提案するスイーツのレシピは、「混ぜる」が基本です。なるべく手順をシンプルにして、すべての重要ポイントを解説。しかも、できあがりがバツグンにおいしいものばかり。
素敵なお菓子を作りたい方はもちろん、お菓子作りは難しそうと敬遠していた方、なかなか思い通りに仕上がらない方も、参考にしたいポイントがたくさん!
SNSで10万人以上が絶賛するお菓子研究家・Satoruさんによる、見た目も味も感動するスイーツレシピをご紹介します。

※本記事はSatoru著の書籍『ほぼ混ぜるだけで【感動】スイーツ』から一部抜粋・編集しました。




焼きたても、ひと晩置いても
焼きたても、ひと晩置いても / (C)Satoru/KADOKAWA

焼きたても最高&ひと晩置いても最高!

スコーン

(オーブンの温度180℃/焼き時間25分)
焼きたてはサクサク&ほろほろ。ひと晩おくとしっとり。さらにリベイクしてもおいしい! と3度楽しめちゃう、そんなレシピです。ドライフルーツを加えても!

【材料】
8個分
A 薄力粉……150g
 強力粉……50g(薄力粉でもOK)
 ベーキングパウダー……8g
 グラニュー糖……20g
 塩……3g
バター(食塩不使用)……20g
生クリーム……160g

[仕上げ用]
ツヤ出し用の牛乳……適量

【下準備】
□ボウルにザルを重ね、Aを量って入れる。
□バターは約1cm角に刻む。
□打ち粉(強力粉、なければ薄力粉・分量外)を用意しておく。

【作り方】
【生地を作る】
1. Aをザルでふるい、バターを加え、両手ですり混ぜてサラサラにする【a】。
・フードプロセッサーで混ぜてからボウルに入れてもOK。
両手ですり混ぜてサラサラにする
両手ですり混ぜてサラサラにする / (C)Satoru/KADOKAWA


2. ボウルの中心にくぼみを作って生クリームを加え、ゴムベラで周囲の粉を崩しながら切るように混ぜる。台に打ち粉をふって取り出し、カード(なければゴムベラ)で半分に切って重ねる【b】。
・生地を練らないように混ぜ、水分が行き渡ったら台に取り出して。
半分に切って重ねる
半分に切って重ねる / (C)Satoru/KADOKAWA


3. 手で押して厚みを半分にしたら、再び半分に切って重ねる。ベタついたら打ち粉をふりながら、これを生地がまとまるまで4~6回繰り返す。最後にもう一度全体に打ち粉をふり、半分に切って重ねる【c】。
・ポロポロだった生地がまとまった!
もう一度全体に打ち粉をふり、半分に切って重ねる
もう一度全体に打ち粉をふり、半分に切って重ねる / (C)Satoru/KADOKAWA


【生地を休ませる】
4. 生地をラップで包んで冷蔵庫で30分以上休ませる。

【オーブンで焼く】
5. 天板にクッキングシートを敷き、オーブンを180℃に予熱する。

6. 4のラップを広げてもう1枚ラップをかぶせ、めん棒で2cmほどの厚さに伸ばす【d】。ラップを外し、8等分にして四角形に切る【e】。
・丸型や菊型で抜いたり、三角形に切ったりしてもOK。
めん棒で2cmほどの厚さに伸ばす
めん棒で2cmほどの厚さに伸ばす / (C)Satoru/KADOKAWA

8等分にして四角形に切る
8等分にして四角形に切る / (C)Satoru/KADOKAWA


7. 5の天板に6を並べ、表面にハケ(なければスプーン)で牛乳を塗り、180℃のオーブンで25分焼く。

POINT
●作り方3で最後に半分に切って重ねるとき、ドライフルーツやナッツ、チョコレートを挟んでもおいしいです。
●翌日以降は、アルミホイルで包んでオーブントースターで焼くとサクサク食感がよみがえります。

◆おいしく作るためのチェックポイント
1)なるべくきちんと計量する
材料の配合は、何度も試作をしてたどり着いたベストな配合となっているので、おいしく作るにはレシピ通り正確に量ることをオススメします。ただし、どうしてもの場合は端数のgを多少切り捨てたり切り上げても大丈夫です。また、できれば材料は量ってから作り始めましょう。

2)混ぜ方を使い分ける
「混ぜる」と一口に言っても、その方法はさまざま。しかし、この混ぜ方がおいしく作るための重要なポイントになってくるので、3つの混ぜ方を覚えておきましょう。
◎すり混ぜる…バターや卵に砂糖を加える際など、本書で「すり混ぜる」や「混ぜる」と書いてある場合はこの混ぜ方。泡立て器やゴムベラですり込むようにして、砂糖が溶けるまでしっかり混ぜましょう。
◎ぐるぐる混ぜる…メレンゲやホイップクリームを別の材料に加える際など、ひとすくい分だけ入れて泡立て器で円を描くようにする混ぜ方です。このあと残りの材料を加えたときになじみやすくなります。
◎切るように混ぜる…ゴムベラを縦にしてボウルに入れ、底からすくい上げるように、練らないように混ぜる方法。泡立てた卵生地に粉類を加える際など、ふくらんだ気泡をつぶさないためにこの混ぜ方をします。

◆注意事項
●生クリームは乳脂肪分40%のものを使用しています。
●オーブンの温度、焼き時間は電気オーブンを使用した場合の目安です。機種によって違いがあるため、様子を見ながら加減してください。ガスオーブンの場合は温度を10~20℃低めにし、焼き時間はそのままで様子を見るのがオススメです。


著=Satoru/『ほぼ混ぜるだけで【感動】スイーツ』







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