「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

来週6日頃から梅雨前線北上で一気に梅雨入りか? 雨の季節突入で大雨に警戒を

  • 2025年5月31日
  • tenki.jp

明日から6月に入りますが、早々に大雨に注意が必要です。6日(金)頃からは梅雨前線が本州南岸付近に北上し、停滞する見込みです。まだ、梅雨入りしていない地域では、一気に梅雨入りする可能性もあります。大雨や長雨の備えを進めましょう。

明日6月1日以降は、短い周期で天気変化

画像A

明日6月1日(日)以降は、本州付近は短い周期で天気は変化するでしょう。来週後半の6日(金)以降は梅雨前線が本州南岸付近に北上し、停滞する見通しです。まだ、梅雨入りしていない地域では一気に梅雨入りする可能性があります。

近年は梅雨の時期に、大雨や長雨によって、大きな災害が毎年のように発生しています。今一度、災害が起こった際の避難経路や土砂災害や洪水害のリスクの確認、防災グッズの点検をしておきましょう。雨どいや側溝などの清掃も進めておくのも良さそうです。

2日〜3日も大雨に注意

画像B

明日6月1日(日)は、西日本や東日本の太平洋側を中心に高気圧に覆われて晴れるでしょう。北陸や東北、北海道も午前を中心に雨の降る所はありますが、雨は次第に止む見込みです。

ただ、天気の変化は早く、2日(月)になると、西から前線が近づき、3日(火)は、低気圧や前線が西日本から東日本を通過するでしょう。2日(月)は、夕方以降に九州から雨が降り出し、雨の範囲は徐々に東へ移るでしょう。3日(火)は、九州から東北の広い範囲で雨が降る見通しです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴い、雨脚が強まりそうです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要です。

4日(水)になると低気圧が日本海を通り北海道に近づくでしょう。雨の範囲が北海道に移り、北日本では風が強まる所もありそうです。5日(木)は、北海道付近の低気圧も徐々に離れ、本州付近も高気圧に覆われるでしょう。梅雨入りしている沖縄以外は、晴れる所が多くなりそうです。

来週後半は一気に梅雨入り?

画像C

6日(金)になると日本の南に停滞する梅雨前線が徐々に北上し、本州南岸付近に延びるでしょう。

九州北部から東北にかけては、まだ梅雨入りの発表はありません。梅雨入りの平年は、九州北部で6月4日頃、四国5日頃、中国、近畿、東海が6日頃、関東甲信が7日頃、北陸11日頃、東北南部12日頃、東北北部15日頃となっています。5月29日に日本気象協会が発表した、最新の梅雨入り予想では、九州北部と四国は6月上旬、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸、東北南部・北部は6月中旬となっています。

6日〜7日頃の梅雨前線の北上が梅雨入り発表の一つのタイミングとなりそうです。梅雨入りの発表はなくても、梅雨入りはもう間もなくです。今日31日は、雷雨や道路が冠水するほどの雨になった所があり、このような雨が増えてくる時季です。油断せずに、大雨の備えを日ごろからしておきましょう。

大雨の備え

画像D

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp