朝一番の楽しみ / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
友人とふたり、季節を感じることが最高の贅沢!
料理が趣味の主人公・キコは、ひょんなことから近所のマダム・節子と出会います。見るからに人の良さそうな節子とキコはすっかり意気投合し、季節のうつろいを感じられる、小さな楽しみを一緒に集めていくことに。
薬味たっぷりおにぎり、紫蘇ジュース、いちじくマフィン、ホットサンド、りんごの紅茶煮、金柑の甘露煮、太巻き寿司…キッチンから迎える四季折々のおいしいメニューたち。
「こんな心豊かなマダムに出会いたかった」と思ってしまうような、心温まるエピソードをお送りします。
※本記事はにいざか にいこ 著の書籍『季節が好きなわたしとマダム』から一部抜粋・編集しました。
早起きのコツ
今日も起きられた…! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
「楽しみを用意しておくこと」 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
私へのご褒美 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
鮮やかな色がきれい / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
朝のこの一口が元気をくれる / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
好きになった冬の早起き / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
金柑の甘露煮 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
一口の楽しみ
「金柑の甘露煮」
◆材料(250g)
金柑……250g(約16個)
砂糖……125g
水……200ml
(金柑が浸かる程度)
酢……小さじ1
◆作り方
1 金柑はよく洗い、ヘタを取る。上下を残して縦に5〜6本切り込みを入れる。
2 鍋にたっぷりのお湯を沸かし(分量外)、金柑を3分茹でてザルにあげる。冷水に浸けて1時間程度おく。
3 爪楊枝を使って切り込みから種を掻き出す(全て取れなくても大丈夫)。
4 鍋に砂糖、水、酢を入れてひと煮立ちさせたら、金柑を加える。クッキングシートで落とし蓋をして、弱火で15分程、もしくは金柑に照りが出るまで煮る。
5 シロップと一緒に、消毒した容器に入れて保存する。
メモ
・使用する鍋は金柑に対して大きすぎないもので、ステンレスやホーロー製だとより良いです。
・3で種を取る作業は身が崩れやすくなるので、省くこともできます。
シロップを白湯で割って楽しむ / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
著=にいざか にいこ/『季節が好きなわたしとマダム』