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藤井恵さんが伝授 材料ひとつで2度おいしい! ゆで鶏でバンバンジー&フォー風めん【あの人の安うまレシピ】

  • 2024年5月16日
  • レタスクラブニュース


お手頃なうえに、たんぱく質が豊富で調理しやすいとりむね肉。『レタスクラブ』読者の皆さんにも人気の食材ですが、料理研究家の藤井恵さんも、よく利用しているそう。

「栄養がとれて、いろいろな料理に変化させることができるとりむね肉は、私も頼りにしています!

娘たちが食べ盛りだったときは、から揚げを作ることが多かったですね。食べ飽きない塩味のとりのから揚げが家族に好評で、今も作り続けています。

もう1つ、とりむね肉でよく作る定番メニューは『ゆでどり』です。

肉をただゆでるだけのシンプルな料理ですが、いかにおいしく作るか、レシピをどんどんブラッシュアップさせてきました。

今のお気に入りの作り方は、ゆで汁に、焦がしにんにく&しょうがを加えること。


にんにくとしょうがは、真っ黒になるまで直火であぶってからゆで汁に入れます。ほんのりと香ばしさが加わったゆで汁は、味わいに奥行きが出て、スープとしてもおいしくいただけます。

また、とりむね肉は水からゆでるのもポイントです。ゆで汁の材料とともに、鍋に入れてから火にかけて。弱火で煮たあと、ゆで汁の中でさますと肉がしっとりとします」(藤井さん)

▷レシピを教えてくれたのは藤井 恵さん
料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、現在、テレビや雑誌、書籍などで活躍中。素材の持ち味を生かした、シンプルでいて工夫のあるレシピに定評がある。
Instagram @fujii_megumi_1966

ゆでどり

【材料(作りやすい分量)】
・とりむね肉…2枚(約500g)
・塩…小さじ1/2
・しょうが…1かけ
・にんにく…1片
・ゆで汁
  万能ねぎの根…適量
  あれば酒…大さじ2
  水…10カップ(2リットル)

【作り方】
1 とりむね肉は水けを拭き、塩をすり込む。

2 しょうがとにんにくはそれぞれ金属製のフォークをしっかりと刺し、直火で真っ黒になるまであぶる。水にとり、焦げを除いて包丁の腹で潰す。

3 鍋に1とゆで汁の材料を入れて強火にかけ、煮立ったらアクを除いて弱火にし、約30分ゆでる。さめるまでおいてざるでこし、とり肉とゆで汁を分ける。

* * *

では、ゆでどりと、ゆで汁を活用したレシピもご紹介します!

棒々鶏(バンバンジー)



【材料(2人分)と作り方】
1  きゅうり1本はめん棒でたたいて割り、食べやすく切って器に盛る。

2  ゆでどり1枚(上記参照)は皮は細切りにし、身は裂いて、万能ねぎ(斜め薄切り)とともに1 にのせる。

3  たれ(しょうがのみじん切り、にんにくのみじん切り、白すりごま、しょうゆ、酢、砂糖、万能ねぎのみじん切り、好みでラー油)をかけてでき上がり。
(1人分170kcal/塩分1.7g)

フォー風にゅうめん



【材料(2人分)と作り方】
1  「ゆでどり」1/2枚は食べやすく裂き、万能ねぎは2~3cm長さに切る。

2  鍋に「ゆでどり」のゆで汁、塩(またはナンプラー)、砂糖を入れて温めてスープを作る。

3  ゆでたそうめんを流水で洗ってしっかりと水けをきり、2 に加えて温め、器へ。1 をのせ、粗びき黒こしょうをふって完成!
(1人分273kcal/塩分3.9g)

「ゆでどり」はラップで包み、冷蔵室で3~4日間保存可能です。より安い日にとりむね肉を買って、まとめてゆでておくと、お金も時間も節約になりますね。

サラダの具にしたり、パンにのせたりと、お好みのメニューにアレンジして楽しんでください♪



レシピ考案・スタイリング/藤井 恵 撮影/難波雄史 栄養計算/スタジオ食 
編集協力・文/singt

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