慌ただしく過ぎる年末や、ごちそう続きの年始に備えて、冷凍庫にストックしておきたいのが冷凍うどん&冷凍餃子。
それぞれ単品でも役立ちますが、ササっと準備を済ませたい日は、うどんと餃子の合わせ技で、一品作っちゃいましょう!
人気インフルエンサーで管理栄養士の、もあいかすみさんがSNSで発信するレシピの中でも、2023年に好評を集めたメニューがサンラータン風の1品です。
「少ない材料、かつ、ストックできるもので作る手軽さがフォロワーさんから大好評でした。まな板も包丁も使わず、洗い物が少なくて、とにかく簡単。
サンラータンというと具沢山なイメージがあるかもしれませんが、餃子と卵があればOK! うどんをレンジで解凍している間にスープを鍋で煮ると、時間が節約できますよ」(もあいさん)。
▶︎教えてくれたのは
もあいかすみさん
料理研究家、管理栄養士。食品メーカー勤務を経て独立。忙しく働きながら料理をしてきた経験を生かした、働く女性のための簡単時短レシピや、著書『がんばらなくてもできる おいしい!すぐレシピ』(KADOKAWA)が好評。
Instagram @moaiskitchen
餃子サンラータンうどん
材料・1人分 *1人分496kcal/塩分5.6g
冷凍餃子…4個
溶き卵…1個分
冷凍うどん…1玉
【A】
・酒、酢…各大さじ1
・とりガラスープの素…小さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・水…1と1/2カップ
【B】<混ぜる>
・片栗粉、水…各小さじ2
【作り方】
1 冷凍うどんは袋の表示どおりにレンチンする。
2 その間に鍋にAを入れて強火で煮立て、餃子を凍ったまま加えて中火で2~3分煮る。
3 弱火にしてBを回し入れ、とろみをつける。強めの中火にして溶き卵を回し入れ、3秒おいてから、箸でふんわりと混ぜる。
4 器に1を盛って3をかけ、好みでラー油や刻んだ万能ねぎをふっても。
* * *
「スープは片栗粉でとろみをつけているので、卵のふわふわ食感と温かさをキープできます。芯から体が温まって、寒い日にうってつけです。
また、白菜、大根など、冬に余りがちな野菜を追加してもいいですね。きのこも相性抜群です。
今回はサンラータン風の味つけにしていますが、調味料をいろいろ計量するのも面倒な日は、めんつゆに頼るのも手。隠し味にオイスターソースを入れると深いコクが出ます」
冷蔵庫の野菜整理にも役立ちそうなレシピ。和風の味つけに飽きた時にも活躍しそうです!
レシピ考案・撮影/もあいかすみ 栄養計算/スタジオ食
編集協力・文/singt
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