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「ころも」でうまみを閉じ込めるから、ふっくらジューシー! 旬の切り身魚でごちそうメイン

  • 2023年12月14日
  • レタスクラブニュース


切り身魚をフライパンで調理すると、いつもパサつく…。
そんなときは、小麦粉やパン粉をまぶしてこうばしく焼いてみましょう。

素材のうまみを閉じ込めながら加熱できるから、できあがりはふっくらジューシー!
ころもがはがれやすいというお悩みも、ちょっとしたコツで解決しますよ。

▶教えてくれたのは
新谷友里江さん
料理家、フードコーディネーター、管理栄養士。書籍・雑誌などでレシピ開発や調理、フードスタイリングを中心に活躍。母としての経験を活かし、離乳食や幼児食のメニュー提案にも力を入れている。野菜たっぷりでつくりやすい家庭料理が好評。

マヨをぬるとパン粉がはがれにくくなる

たらのチーズパン粉焼き

サクッとこうばしいチーズ入りのパン粉がやみつきになる1品。たらの表面にマヨネーズをぬってからパン粉を押さえるようにまぶすと、パン粉がはがれにくくなり、身がふっくらと焼き上がります。


【材料・2人分】
生だら…2切れ(約200g)
ズッキーニ…1/2本(約75g)
黄パプリカ…1/2個
チーズパン粉
 ・パン粉…1/2カップ
 ・粉チーズ…大さじ1
 ・パセリのみじん切り(またはパセリ<ドライ>)…大さじ1
塩、こしょう、マヨネーズ、オリーブ油

【作り方】
1.ズッキーニは1cm厚さの半月切りにし、パプリカは細長い乱切りにする。生だらはさっと洗って水けを拭き、塩、こしょう各少々をふる。バットにチーズパン粉の材料を入れ、混ぜる。

2.たらの両面にマヨネーズ大さじ1を等分にぬり、チーズパン粉をしっかりとまぶす。

3.フライパンにオリーブ油大さじ1/2を中火で熱し、2を並べ、あいているところにズッキーニ、パプリカを入れて2~3分焼く。たらに焼き色がついたら全体に上下を返し、オリーブ油大さじ1/2を回し入れ、さらに約2分焼く。野菜は焼けたら途中で取り出し、たらとともに器に盛り、野菜に塩少々をふる。
(1人分232kcal、塩分1.2g)

* * *

青のりと削りがつおが風味よく香る

鮭の和風ピカタ

サクッとやわらかな食感に仕上げるポイントは、卵液のころもを2度づけすること。青のりと削りがつおの風味もたまりません。


【材料・2人分】
生鮭…2切れ(約200g)
下味
 ・塩…小さじ1/4
 ・こしょう…少々
卵…1個
オクラ…6本
青のり…小さじ1/2
削りがつお…1/2袋(約2g)
小麦粉、しょうゆ、ごま油

【作り方】
1.オクラは切り口が大きくなるように斜め半分に切る。生鮭はさっと洗って水けを拭き、一口大に切って下味をふり、小麦粉を薄くまぶす。

2.ボウルに卵を溶きほぐし、しょうゆ小さじ1/2、青のり、削りがつおを加えて混ぜる。

3.フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、鮭を2にくぐらせて並べ入れる。あいているところにオクラを入れ、鮭の卵液が固まるまで1~2分焼く。


4.全体に上下を返してさっと焼き、鮭を2に再度くぐらせて同様に焼く。オクラは焼けたら途中で取り出す。
(1人分219kcal、塩分1.3g)

* * *

今回ご紹介した2品は、魚のおかずはもの足りない…と感じている人にもおすすめしたいレシピ。こんな風にころもをまとわせれば、食べごたえが増して、満足感もアップしますよ!



レシピ考案/新谷友里江 撮影/澤木央子 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美 デザイン/monostore

文=齋藤久美子

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