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おだしがたっぷりの煮物。中身を食べ終えた後におつゆをいただくのはOK?

  • 2023年12月11日
  • レタスクラブニュース




ちょっとフォーマルな食事の席での所作、冠婚葬祭などで交わす会話の言葉選び、お客さんとしてお呼ばれしたお宅での過ごし方…。
生活の何気ないシーンでも、大人のマナーをさらっとこなせたら素敵ですよね。

TPOにあわせたマナーは千差万別。何が正解なの?と迷ったことも多いのではないでしょうか。
今回は知っているようで知らない、大人のキホンのマナーをご紹介します。

だしたっぷりの煮ものは、器に口をつけて飲んでもいい


たっぷり汁が張られている煮もの。中身を食べ終わっても、おいしいおつゆを残すのはしのびないですね。心を込めて作られた汁、遠慮なくいただきましょう。箸を置き、両手で器を持って飲みます。

和食の器は、手に持てる大きさなら持ち上げても構いません。具をいただくときも、汁がたれないよう器を持って口に運びます。箸から煮ものの汁をしたたらせながら食べることは、「涙箸」といい、嫌われる所作です。

作=岩下宣子

【著者プロフィール】
岩下宣子
「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)がある。

※本記事は岩下宣子著の書籍『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』から一部抜粋・編集しました

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