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季節の変わり目の「温度差疲れ」にはトマト! GABAたっぷりのパワーおかず2選

  • 2023年10月10日
  • レタスクラブニュース


10月に入ってようやく暑さが落ち着き、過ごしやすい日が増えてきましたね。とはいえ気になるのが1日の温度差。この時期疲れがとれないなら、自律神経の乱れによる温度差疲れかもしれません。

「温度差疲れに最も効果的なのは『トマト』です」と教えてくれたのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。

「トマトには自律神経を整えるGABAが豊富に含まれています。GABAはもともと人間の脳や神経の中にある伝達物質。GABAをとることで心身を落ち着かせる副交感神経が活発になり、自律神経を整えてくれます。トマト1個で1日に必要なGABAが摂取できますよ」(石原先生)

そこで今回は温度差疲れ対策にぴったり、トマトのパワーおかずをご紹介します!

▶教えてくれたのは
石原新菜先生


イシハラクリニック副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療に当たっている。クリニックでの診察のほか、講演、テレビ、執筆など幅広く活躍中。

▶レシピの考案は
堤人美さん


料理研究家。身近な食材を使った、作りやすくてセンスの光るレシピが人気。書籍や雑誌などで活躍中。

蒸しどりとトマトのごま酢あえ

レンジでしっとり蒸したとり肉に、トマトのうまみとごま風味のたれをよくからめて。トマトは大きめにカットして、みずみずしさをキープ。


【材料・2人分】
とりむね肉…1枚(約250g)
トマト…2個(約300g)
貝割れ菜…1/2パック
しょうがの薄切り(皮つき)…2枚
ごま酢だれ
 ・おろしにんにく…少々
 ・白すりごま、酢…各大さじ2
 ・砂糖…小さじ2
 ・塩…小さじ1/2
塩、こしょう、酒

【作り方】
1.トマトは3cm角に切る。貝割れ菜は長さを半分に切る。

2.とり肉は皮を除き、身の厚い部分を包丁で開いて厚みを均一にする。直径約20cmの耐熱皿に入れ、塩小さじ1/3、こしょう少々、酒大さじ2をふる。しょうがをのせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約4分加熱する。そのまま約2分おき、粗熱がとれたら一口大に裂く。

3.ボウルにごま酢だれの材料を混ぜ、1、2を加えてさっくりとあえる。
(1人分223kcal、塩分2.6g)

※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。


チキンとトマトのスパイシーステーキ

とり肉と一緒に焼いて、うまみも甘みも凝縮したトマトがソースの代わり。カレー風味のスパイシーなチキンとの相性は抜群です!


【材料・2人分】
とりむね肉…大1枚(約300g)
トマト…2個(約300g)
サラダ菜…適量
塩、こしょう、小麦粉、カレー粉、オリーブ油、しょうゆ

【作り方】
1.トマトは横半分に切る。とり肉は身の厚い部分を包丁で開いて厚みを均一にし、塩小さじ1/3、こしょう少々をふる。小麦粉、カレー粉各小さじ2を混ぜ、とり肉にまぶす。

2.フライパンにオリーブ油小さじ2を中火で熱し、とり肉を皮目から入れて焼く。木べらなどで押さえるようにしながら約5分焼き、こんがり焼き色がついたら上下を返してさらに約4分焼く。このとき、とり肉を端に寄せてあいたところにトマトを入れる。トマトは両面を約2分ずつ焼き、仕上げにトマトにしょうゆ小さじ1/2をふりかける。

3.とり肉を食べやすく切って器に盛り、サラダ菜を添える。
(1人分285kcal、塩分1.4g)

* * *

トマトの旬は夏といわれていますが、甘みやうまみが増してくるのは暑さが落ち着く秋ごろ。とりむね肉と合わせた低カロリーな一皿は、ダイエットにもおすすめです!


監修/石原新菜(イシハラクリニック副院長) レシピ考案/堤 人美 撮影/木村 拓 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 

文=齋藤久美子

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