毎日本当に暑くて、献立を考えるのも、作るのも、できるだけ簡単に済ませたい〜! でも、おなかをおいしく満たしてくれて、体にいいものを食べたいんです。
そんな<わがままリクエスト>にこたえてくれたのが、人気料理研究家の小田真規子さん。
「暑いからこそ、鍋はいかがですか。煮立てた鍋つゆに具材を入れて煮るだけだから、難しいことは一切なし! 具材は下ごしらえいらずのものを組み合わせれば、キッチンに立つ時間を減らせます。
鍋つゆにトマトジュースを使うと、栄養もうまみもあって、野菜をあれこれ足さなくてもいいのでおすすめですよ。
トマトジュースには、紫外線や暑さによるストレスから体を守ってくれる抗酸化作用があるリコピンが生のトマトよりも多く含まれている点も見逃せないポイントです」(小田真規子さん)
▶︎教えてくれたのは
小田真規子さん
料理研究家、栄養士。雑誌、書籍、テレビなどのメディアをはじめ、企業の商品・レシピ開発などでも活躍中。誰でも簡単で確実においしくできる、アイディアあふれるレシピの提案に定評がある。
トマトジュースで鍋つゆ
【材料・2人分】 *鍋つゆ1人分46kcal/塩分2.4g
・トマトジュース(食塩不使用)…2カップ
・おろしにんにく…1〜2片分
・しょうゆ…小さじ2
・塩…小さじ1/2
「おすすめの具材は、下ごしらえいらずの白菜キムチと豆腐。
善玉菌のえさになる、発酵食品の白菜キムチ&大豆オリゴ糖がとれる豆腐のコンビは腸活にぴったりです。
さらに、うまみのある豚バラを加えれば、味に深みが出て食べごたえ満点に!
辛いのがお好きな人は、豆板醤を入れてもおいしいです。家にあれば、にらや細ねぎなどを加えてもいいですね」
真っ赤なトマト色とにんにくの香りで、食べる前から元気になれそうな鍋。
夏だけといわず、年中リピート決定のおいしさです!
レシピ考案/小田真規子 撮影/澤木央子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食
編集協力・文/singt