買い忘れやダブり買いがない買い物上手さんたちに共通していること…それは買い物前のメモだった! 買い物メモがなぜ節約になるのか? 消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに解説してもらいました。
教えてくれたのは▷消費経済ジャーナリストの松崎のり子さん
元雑誌編集者としての経験から「貯蓄成功のコツは、貯め方よりお金の使いグセにあり」との視点で貯蓄・節約アドバイスを行なう。著書に『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(講談社)など。
節約したいなら特売品を買うよりメモを取ろう
「一見節約に見えて、実は全然節約にならないのが『安いから』と無計画に買うこと。いくら安くてもストックが増えれば食品ロスの原因になり、冷蔵庫の電気代もかさみます」と松崎さん。
食費節約のためには「必要な食材を買う」→「ストックする」→「使い切ったらまた買う」を繰り返すことが大事。そのためには今あるものと今後必要なものの可視化が重要で、そこで威力を発揮するのが買い物メモです。
「まずは冷蔵庫に今何があるかをメモし、次に買うものを書き出しましょう。そうすればダブり買いと買い忘れ、さらには食品ロスも減らせます」
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特売品などは、ついつい財布のひもが緩んでしまいがちですが、使い切れないとムダになってしまいます。食品ロスを減らして食費を節約するために、庫内にあるものと把握と買い物メモが大切ですね!
監修/松崎のり子 イラスト/ユキミ 編集協力/宇野津暢子
【レタスクラブ編集部】