サイト内
ウェブ

まずは買ってきた春キャベツをだしびたしに!アレンジ自在のスピード副菜が超便利

  • 2023年4月14日
  • レタスクラブニュース


甘くてみずみずしい春キャベツ。味もコスパも良い旬野菜だから、どんどん献立に取り入れたいものです。
とはいえ、平日は忙しくてゆっくり調理していられない日も。張り切って1玉買ったものの、使い切れなくて傷ませてしまった...なんてことになったら悲しいですよね。

そこでおすすめなのが、火を通しておひたしにしておくワザです。
やわらかい内葉をさっと煮ることで、保存性が高まり甘みもアップ。アレンジもきくので、時間がないときのスピード副菜として活用できます。

というわけで、「春キャベツまるごと1個を本気で使い切る」今回は、おひたしの作り方とアレンジ法をお届けします。
さらに「芯」の使い方もご紹介。甘みをぐんと引き出して、おいしくいただくアイデアをお教えしましょう。

*春キャベツ1個は1.2kgのものを使用しています。

春キャベツのだしびたし

やわらかな内葉はさっと煮るだけでだし汁がジュワッとしみて美味!


[ 材料・作りやすい分量 ]*全量で58kcal/塩分3.6g
・春キャベツの内葉 ...1/4個分 (約250g)
・だし汁 ...1と1/2カップ
・しょうゆ
・塩

[ 作り方 ]
1. キャベツは芯を斜めに切り落とし、3cm四方に切る。
2. フライパンにキャベツ、だし汁を入れて弱めの中火にかける。煮立ったらしょうゆ大さじ1/2、塩小さじ1/3を加え、ふたをして約3分煮る。粗熱がとれたら煮汁ごと清潔な保存容器に入れる。
*冷蔵室で4~5日間保存可能。

【編集部より】火を使わない「水だし」で作るだし汁が便利!
ぜひ試してほしいのが料理研究家・武蔵さんおすすめの「水だし」のだし汁。麦茶ポットなどに水と昆布5〜6cm四方、花がつおひと摑み(15〜20g程度)を入れ、小指の先にほんの少しのせた程度の砂糖、塩を加えます。これを冷蔵庫で一晩おけばおいしいだし汁のできあがり。煮出す必要がないので、とっても手軽。だし巻き卵や茶碗蒸しなど幅広く使えます。また、マヨネーズをだし汁でのばせば「和風ドレッシング」に!


このままでおいしい「春キャべツのだし浸し」。簡単なアレンジを知っておくと、その日の気分で楽しめます。

春キャベツのだしびたし ハムサラダ

春キャベツのだしびたしと煮汁を器に盛り、ロースハムの細切りをのせます。オリーブ油・粗びき黒こしょう少々をかけたら完成! ハムのおかげで洋風に仕上がるから、洋食がメインの献立にもなじみますよ。



春キャベツのだしびたし 塩昆布あえ

春キャベツのだしびたし、煮汁、塩昆布、ごま油をあえるだけ。塩昆布のうまみとごま油のコクが加わって、よりしっかりした味わいの副菜に。包丁いらずでさっと作れるから、あと一品というときにぴったりです。



春キャベツのだしびたし かくや風

冷蔵庫に少しだけ余らせがちな漬けものを合わせて一品。粗みじんに切ったしば漬けとたくあんに、春キャベツのだしびたしを加えてあえ、白いりごまをふればできあがりです。漬けものの酸味や塩けがアクセント。冷たく冷やしてもおいしそうですね。



春キャベツのだしびたし のりチーズあえ

春キャベツのだしびたしに、小さくちぎったスライスチーズと焼きのりをあえるだけ。少し意外な組み合わせですが、だし汁を含んだキャベツ、チーズのコク、磯の香りが三位一体となって、ご飯によく合う! やみつきになりそうな味わいです。


【編集部より】和洋どちらにも合う!いろんなアレンジを楽しんで
ご紹介したレシピ以外にも、粉チーズやオリーブオイルをかけるだけでもおいしい副菜になります。和洋どちらの味つけにも合うから、ご家庭でアレンジを楽しんでみてくださいね。

こちらもおすすめ! キャベツの芯でもう一品

調理の際に切り落とした芯、捨ててしまうのはもったいない! 炒め物や汁物の具として活用できるんです。
ポイントは、調理法によって切り方を変えること。炒めものなどに加えるときは火通りがよくなるように薄切りにし、みそ汁の具など煮るときは細切りがおすすめです。

春キャベツの芯とちくわのピリ辛炒め煮

芯は細切りに。ごま油・赤とうがらしでキャベツの芯とちくわを炒めたら、調味料(みりん・砂糖・しょうゆ)を加えて炒め煮に。仕上げに白いりごまを加えます。炒めることで甘みが引き出された芯にちくわのうまみがからんで、味わい深い一品です。




春キャベツを選ぶときは、 葉につやと張りがあるものを選びましょう。カットされたものを買う場合は 葉と葉の間にすき間があってふわっとしているものがおすすめです。保存するときは、切り口にぴっちりラップを当てて全体を包んで乾燥を防ぎ、野菜室へ。切り落とした芯も同様です。
まるごと1個買って上手に保存し、余すところなく食べ尽くしましょう!




調理/武蔵裕子 撮影/髙杉 純 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/早川徳美 編集部コメント取材/松田支信
 
【レタスクラブ編集部】

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved