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あれ、いつもよりおいしいかも!? 料理酒を使いこなせば、料理の腕がぐんと上がる!

  • 2022年5月11日
  • レタスクラブニュース


料理酒が料理にどんな効果をもらたしているか、ご存知ですか? 普段「レシピに書いてあるから」となんとなく使っている人は、その働きを知っておくと今よりもっと効果的に使えるようになるかもしれません。今回はレシピとともに、料理酒の豆知識をご紹介。煮物や鍋以外にも、炒めもの、焼きもの、蒸しものと意外と万能に使えるんです!

あさりとさやいんげんの酒蒸し

【材料・2人分】
あさり(砂抜き)…150g、さやいんげん…70g、塩水(水…1カップ、塩…小さじ1)、合わせ調味料(酒…大さじ1、ごま油…小さじ1)

【作り方】
1.あさりは塩水(水1カップに対して塩小さじ1)に入れて冷蔵室で約10分おいて砂抜きをし、よく洗う。

2.耐熱皿に1、さやいんげんを入れ、合わせ調味料をふりかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約3分加熱する。
(1人分36kcal、塩分0.7g 調理/しらいのりこ 栄養計算/スタジオ食)

※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

料理酒の効能を知るなら、まずは酒蒸しから作ってみて。旬のあさりを使った一品なら、レンチンで簡単に作れます。生の魚介は多少の臭みがありますが、料理酒を入れて加熱すると、アルコールが蒸発する際に臭いも一緒に取り除いてくれます。酒は少し多めに入れても大丈夫。ごま油はお好みで、入れなくても風味豊かに仕上がりますよ!




料理酒を効果的に使ったおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。




自家製サラダチキン

とりむね肉を蒸す際も、料理酒が大活躍。肉の臭みを消し、食材の水分を保つことでやわらかい食感に仕上げてくれます。料理酒に食塩が含まれているので、塩は少量でOK。



シャキシャキ肉野菜炒め

野菜炒めに酒を加えると、シャキッとした仕上がりに。アルコールは水よりも蒸発するのが早いため、野菜がしなしなになりにくいんです。豚肉の下味にも酒を加えてもみこむと、臭みが取れてやわらかくなりますよ。



かれいの煮つけ

魚の煮つけも煮汁に酒をたっぷり使えば、コクのある仕上がりに。料理酒には煮くずれを防ぐ効果もあります。ハードルが高そうな煮つけですが、鍋にかれいと煮汁、しょうがの薄切りを入れて煮るだけ、と簡単なのでぜひ挑戦してみて。



二目炊き込みご飯

炊き込みご飯にも酒を加えると風味豊か! 具材が油揚げとごぼうだけでも大満足の一品に。



料理酒には肉や魚の臭みを消す働きや、食材をやわらかくする効果、味をしみ込みやすくさせる効果などがあり、和食にとどまらず、洋食、中華と幅広く使えます。調味料のなかでも脇役になりがちですが、ぜひ1本自宅に常備しておいて。使いこなせるようになると料理の腕がぐんと上がりますよ!

文=齋藤久美子(栄養士)

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