献立は、曜日ごとにルーティン化しておくとラクチン。例えば月曜は肉メイン、火曜は麺料理、水曜日は魚メイン、木曜日はワンプレートごはん…というように、ある程度決めておくと献立に悩む時間から解消され、買い物の効率もアップします。今回は肉メインの日に作りたいとりもも肉のおかずを5つピックアップ。箸が止まらないやみつきおかずは、繰り返し作っても家族に喜ばれそう!
とりもも肉のやわらか焼きねぎソース
【材料・2人分】
とりもも肉…1枚(約250g)、キャベツ…3枚、ねぎソース(長ねぎのみじん切り…1/2本分、赤とうがらしの小口切り…1/2本分、おろしにんにく・おろししょうが…各小さじ1/4、しょうゆ・酢…各大さじ1、砂糖…大さじ1/2)、塩、小麦粉、サラダ油、酒
【作り方】
1.ボウルにねぎソースの材料を入れ、混ぜ合わせる。キャベツはざく切りにする。とり肉は筋や余分な脂を除き、厚みがある部分は切り目を入れて開き、厚さを均等にして、6等分に切る。両面に塩少々をふり、小麦粉を薄くまぶす。
2.フライパンに油少々を中火で熱し、キャベツを炒める。しんなりしたら取り出し、器に広げる。
3.フライパンをペーパータオルでさっと拭き、油少々をひいて1のとり肉の皮目を下にして並べ入れ、中火にかける。こんがりと焼き色がついたら上下を返して酒大さじ1をふり、ふたをして弱火で約3分蒸し焼きにする。中まで火が通ったら取り出してキャベツの上にのせ、ねぎソースをかける。
(1人分342kcal、塩分2.3g 調理/井上かなえ 栄養計算/スタジオ食)
とりもも肉は焼いてからさらに蒸し焼きにするから、皮目はパリッと香ばしく、中はしっとり。ねぎたっぷりの香味だれが食欲をそそります。キャベツは生のままよりも、さっと炒めたほうが食べやすくなりますよ。
とりもも肉のやみつきおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
とりもも肉のオイスター照り焼き
つやつやの照り焼きが、オイスターソース1つで完成。スナップえんどうはレンジで加熱して、彩りに添えて。
味しみとりじゃが
時間がないときはめんつゆに頼りましょう。とり肉とじゃがいもはこんがりと焼いて香ばしさを出して。仕上げにごま油で香りづけするのも忘れずに。
とり肉と小松菜の塩にんにく炒め
サラダ油とにんにくを火にかけたら、香りが立つまで待つのがポイント。とり肉を両面色よく焼き、小松菜をさっと炒めたら、酒・塩・こしょうを全体にからめて。
チーズタッカルビ
キムチとチーズの旨みの相乗効果で、大人も子供もやみつきの味。おつまみはもちろん、ご飯のおかずにも最高の一品です。
旨みをたっぷり含んだジューシーなとりもも肉は、使い勝手は抜群。脂肪分が気になる場合は、焼く工程で出る余分な脂をキッチンペーパーなどで取り除くとカロリーが抑えられます。
文=齋藤久美子(栄養士)