玉ねぎには腸内環境を整える食物繊維とオリゴ糖が豊富。普段あまり食べないという人も、毎日のみそ汁に入れれば手軽に摂取できます。玉ねぎは加熱すると甘みが増すため、だしを使わなくても旨みのあるスープに。合わせる具材を変えて、色々な味わいを楽しんでみて!
玉ねぎとツナのみそ汁
【材料・2人分】
ツナ缶(チャンク・ノンオイル)…1缶(約70g)、玉ねぎ…1/2個、ブロッコリー…70g、みそ
【作り方】
1.玉ねぎは縦1cm幅に切る。ブロッコリーは小房に分け、大きければ半分に切る。
2.鍋に水1と3/4カップ、1と、ツナを缶汁ごと入れてふたをし、強火にかける。煮立ったら弱火にし、玉ねぎがやわらかくなるまで約5分煮る。ふたを取り、みそ大さじ1と1/2を溶く。
(1人分142kcal、塩分2.0g 調理/牛尾理恵 栄養計算/スタジオ食)
ツナ缶とブロッコリーを使った栄養満点の一杯。ツナ缶は缶汁ごと投入するとうまみがアップ! 身を大きくほぐしたチャンクタイプを選ぶと、食べごたえのあるみそ汁になります。
玉ねぎのみそ汁は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
たっぷり玉ねぎとわかめのみそ汁
忙しい時はカットわかめを加えるだけでも◎。わかめにはミネラルが豊富に含まれています。
玉ねぎと厚揚げのミルクみそ汁
みそを溶く前に牛乳を入れるとまろやかな仕上がりに。やさしい甘さのスープが、ほっと体を温めてくれます。
じゃがいもと玉ねぎのみそ汁
ほくほくのじゃがいもとシャキシャキ甘い玉ねぎは、間違いなしの名コンビ。一口大にカットしたじゃがいもは、5分ほど煮ればやわらかくなりますよ。
玉ねぎと根菜のクイック豚汁
具だくさんの豚汁も、豚ひき肉と冷凍根菜ミックスを使えばラクチン。ひき肉と玉ねぎは、ごま油でさっと炒めて風味豊かに仕上げて。
玉ねぎは1年中手に入りやすく、保存性がいいのもうれしいメリット。玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助けてくれるため、疲れているときにもおすすめです。短時間でやわらかく仕上げたい時は、繊維を断ち切るようにカットして。反対にシャキシャキとした食感を楽しみたい時は、繊維に沿って切りましょう。
文=齋藤久美子(栄養士)