よく炒めたパラパラのご飯とみずみずしいレタスが相性抜群のレタスチャーハン。シンプルがゆえに、上手に仕上げるにはコツがあります! レタスは95%の以上が水分でできているため、ちょっと火を入れすぎただけでしんなりとしすぎてしまい、存在感がゼロになってしまうんですよね…。シャキッとした食感が程よく残るよう、レタスを投入するタイミングを覚えて、絶品チャーハンを作りましょう!
レタスチャーハン
【材料・2人分】
ロースハム…4枚、レタス…2枚(約60g)、卵…2個、温かいご飯…どんぶり2杯分、酒…大さじ1、塩…小さじ1/2、こしょう…少々、しょうゆ…大さじ1/2、サラダ油
【作り方】
1.ロースハムは5〜6mm四方に切り、レタスは小さめの一口大に切る。卵2個は溶きほぐす。
2.フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木べらで大きく混ぜ、半熟状になったら取り出す。
3.続けてフライパンに油大さじ1/2を足して中火にかけ、ハム、温かいご飯を入れ、木べらでご飯をほぐすように混ぜながら炒める。ご飯がパラパラしてきたらレタスを加え、酒をふって炒める。2を戻し入れ、塩、こしょう、しょうゆを順に加えて炒め合わせる。
(1人分557kcal、塩分3.4g 調理/市瀬悦子 栄養計算/スタジオ食)
まずはハム、卵、レタスのシンプルな一品から。レタスはご飯がパラパラとしたところで加えます。ここからは時間との勝負。もたもたしている間にレタスの水分はどんどん抜けてしまうので、慣れないうちは調味料をあらかじめ準備して、手際よく仕上げていきましょう。
レタスチャーハンは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
納豆とレタスのレンジチャーハン
レンジで加熱したひき肉に、納豆、ザーサイ、温かいごはんを加えてさらにレンジで数分加熱。レタスは取り出した熱々のチャーハンに混ぜて、余熱で火を通します。
レタスチャーハン
粗く刻んだたくあんのポリポリ食感がアクセント。具材とご飯を混ぜ合わせたら、水分を飛ばすためにラップをかけずにレンジにかけます。こちらもレタスは仕上げに加えて。
ガーリックレタスチャーハン
チャーシューを入れると本格的な味わいに。まずサラダ油、にんにく、チャーシューを炒め、にんにくの香りが立ったらレタスを加えて強火でさっと火を通し、ご飯、卵の順に炒め合わせます。
レタスチャーハン風炊き込みご飯
ツナ缶とコーン缶で作る炊飯器まかせのチャーハン。卵とレタス以外の材料を全部入れて、普通に炊くだけなのでとっても簡単です。卵は炊き上がったご飯に溝を作って流し入れ、数分間蒸らしてから混ぜるといり卵風に。最後にレタスをざっと混ぜ合わせて。
一皿で満足できるレタスチャーハンは、忙しい時にもぴったり♪ レシピを参考にしんなりとシャキシャキの中間くらいの程よい食感を目指してみてください。レタスを仕上げに後入れするレシピなら、熱々ご飯にレタスを混ぜるだけなのでより簡単にできますよ。
文=齋藤久美子(栄養士)