家族みんなが「帰りたくなる」居心地のよさをキープするため、常にスッキリ&掃除も行き届いた空間を保ちたい!誰もが思うことかと思います。
自分の性格が大雑把なのをわかっている著者のyukikoさん。どうしたら家事や収納がラクになり、掃除がしやすくなるか工夫し、結果たどり着いたのが「シンプルにするほど、どんどんラクになる!」ということでした。
『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』から、試行錯誤しながら見つけたオススメの方法やアイデアを紹介した『ゴミ箱を壁掛け?!床にものを置かずに、壁面をとことん利用』をお送りします。
※本作品はyukiko著の書籍『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』から一部抜粋・編集しました
◆PLAN◆LDKの表には「な〜んにも出さない」
新居を考えるときにいちばんこだわったポイントが、リビングからダイニング・キッチンを見渡せるように設計することでした。
壁は白を基調にして、建具や床はダークブラウンを選び、コントラストがはっきりした大人シックな感じに仕上げました。
20畳のLDKには調理道具や書類、生活雑貨など、ほとんど置いていないんです。
家族がいちばん長く過ごす場所をスッキリ見せるためですが、そのほうが片付けや掃除も断然ラクです。
落ち着いた雰囲気にしたくて選んだダークブラウンのシステムキッチン。
IHレンジのオイルガードも取り外してしまい、フラットなカウンターにしました。
キッチンペーパー、洗剤など必要なものは白を選んでさりげなく。
▶キッチンのワイドカウンターに道具を出しっぱなしにしない
こだわりのワイドカウンターはリビングからまる見えなので、ゴチャついていると落ち着きません。調理道具や調味料などは料理が終わったら棚の中に戻します。「棚の中に入る量しか持たない」ことが肝心。
カウンターには何も置かずスッキリと。端から端までスーッと一気に拭き掃除できます。
▶床置きの代わりに「空中」&「壁面」をとことん利用する
テーブルや床にものを置かないようにしていますが、生活必需品は目立たないような場所に“目隠し収納” をしています。家族以外からは「ティッシュどこにあるん? 」「リモコンは? 」と聞かれますが、質問されるたび、ドヤ顔で収納場所をお披露目します。
◎リモコンやペット用品はテレビ裏に「くっつける」
テレビのリモコン、ローラー式掃除グッズなどは、パッと使いたいけど、見えるところに出しておきたくないもの。
考えた末にたどり着いたのがテレビの裏にフックを付けて引っ掛け収納(放熱孔をふさがないよう注意)。
コレ便利すぎます!
◎おもちゃは巾着に隠して「ハンギング」
子どものおもちゃは、ひと通り遊び終えたら、巾着に入れてベビーチェアに引っかけ収納。
食事中にグズッたときも、サッと巾着からお気に入りのおもちゃを出してあやせます。
◎ゴミ箱は掃除しやすいよう壁に「掛ける」
ゴミ箱がどこにあるか、わかりますか?
絶対必要だけどなるべく主張したくないゴミ箱は、壁にフックを付けて壁面にセット。
白い壁には白を、ブラウンの壁には黒と、ゴミ箱を壁の色に合わせて風景にとけこませています。
掃除でゴミ箱を動かす手間いらず。「ルンバちゃんもス~イスイ! 」
著=yukiko/『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』(KADOKAWA)