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地球滅亡の危機!? 熱帯雨林の伐採を続けると…/こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本

  • 2021年7月10日
  • レタスクラブニュース




最近、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聞きますよね? テレビや雑誌などでも取り上げられているので「なんとなく知っている」という方も多いでしょう。SDGsとは、貧困、人種差別、環境破壊など、地球上のあらゆる問題を解決するために、全世界で取り組む2030年までの国際目標のこと。
でも、子どもに「SDGsって何?」と聞かれたら、どんな説明をしてあげたら良いでしょうか?

『数字でわかる!こども SDGs』を手がける、著 バウンド・監修 秋山宏次郎による『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』では、私たちの生活と結びつけながら、わかりやすくSDGsを解説してくれています。今回は「地球滅亡の危機!? 熱帯雨林の伐採を続けると…」のパートをお送りします。

※本作品は著 バウンド・監修 秋山宏次郎の書籍『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』から一部抜粋・編集しました



このままでは地球がもたない!

 では、なぜSDGsに取り組む必要があるのでしょうか。

 ズバリ、このままでは地球がもたないからです。人間が利益だけを考えて環境破壊を続ければ、生物多様性はなくなり、将来的に自然の恵みを享受できなくなります。 経済も大切ですが、環境をないがしろにすれば、人間に必ず悪影響が及びます。

 上記画像の 「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」では、地球はすでにいくつかの点で限界に達していると警告しています。たとえば、日本から見て地球の裏側にあるアマゾンの熱帯雨林は、「地球の肺」といわれ、地球の空気をきれいにする役割を果たしていますが、開発のためにどんどん伐採されています。

 地球の裏側で起こっていることでも、同じ「地球の住人」と考えれば他人事ではありません。「自分たちさえよければいい」とは言っていられないはずです。そう考えれば、SDGsは私たち人類と地球を守るために達成しなければいけない目標であることを実感できるのではないでしょうか。

■知っておくべきコトバ
生物多様性
簡単にいえば、バラエティに富んだ生命が存在しているのが「生物多様性」です。しかし、自然環境の悪化で野生動物の棲む場所が失われたり、絶滅するなど、急速に生物多様性が失われています。私たち人間も多くの生物と関わって生きていることを忘れてはいけません。

著=バウンド・監修=秋山宏次郎/「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」(カンゼン)



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