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最近よく聞く「サステナブル」って何?/こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本

  • 2021年7月9日
  • レタスクラブニュース




最近、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聞きますよね? テレビや雑誌などでも取り上げられているので「なんとなく知っている」という方も多いでしょう。SDGsとは、貧困、人種差別、環境破壊など、地球上のあらゆる問題を解決するために、全世界で取り組む2030年までの国際目標のこと。
でも、子どもに「SDGsって何?」と聞かれたら、どんな説明をしてあげたら良いでしょうか?

『数字でわかる!こども SDGs』を手がける、著 バウンド・監修 秋山宏次郎による『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』では、私たちの生活と結びつけながら、わかりやすくSDGsを解説してくれています。今回は「最近よく聞く『サステナブル』って何?」のパートをお送りします。

※本作品は著 バウンド・監修 秋山宏次郎の書籍『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』から一部抜粋・編集しました



「持続可能性」がキーワード

 SDGsの「S」は、Sustainableの頭文字ですが、「sustain(持続する)」と「able(〜できる)」という英語からなる言葉で、「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味です。

 今、世界はSDGsを達成することで「サステナブルな開発」、つまり「持続可能な開発」を目指しています。上記画像のように、「持続可能な開発」は、「環境保護」「社会的包摂」「経済開発」の3要素の調和が求められています。簡単にいえば、環境を守り、すべての人の人権を尊重しながら経済成長をしていくことです。逆にいえば、3要素のいずれかが欠ければ、持続可能とはいえません。

 たとえば、埋蔵量が限られている石油を使い続けて枯渇すれば、石油を使った火力発電はできません。一方、太陽光発電ならいくら使っても太陽はなくなりませんし、石油のように二酸化炭素を出しません。石油は持続可能ではありませんが、太陽光は持続可能性が高いといえます。このようにさまざまなことについての持続可能性を考えるのがSDGsです。

■知っておくべきコトバ
社会的包摂
「社会的包摂」は難しい言葉ですが、「社会的排除」が反対の概念であると考えるとわかりやすいかもしれません。こども、障害者、高齢者、難民、移民などの弱い立場の人々が排除されずに社会に参加して、それぞれが持つ潜在的能力を発揮できる環境を整備することです。

著=バウンド・監修=秋山宏次郎/「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」(カンゼン)



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