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SDGsは誰のためにあるの?/こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本

  • 2021年7月8日
  • レタスクラブニュース




最近、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聞きますよね? テレビや雑誌などでも取り上げられているので「なんとなく知っている」という方も多いでしょう。SDGsとは、貧困、人種差別、環境破壊など、地球上のあらゆる問題を解決するために、全世界で取り組む2030年までの国際目標のこと。
でも、子どもに「SDGsって何?」と聞かれたら、どんな説明をしてあげたら良いでしょうか?

『数字でわかる!こども SDGs』を手がける、著 バウンド・監修 秋山宏次郎による『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』では、私たちの生活と結びつけながら、わかりやすくSDGsを解説してくれています。今回は「SDGsは誰のためにあるの?」のパートをお送りします。

※本作品は著 バウンド・監修 秋山宏次郎の書籍『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』から一部抜粋・編集しました



「目標」よりも具体的なのが「ターゲット」

 SDGs の17 の目標には、それぞれに「より具体的な未来の理想像」を示した、より具体的な169の「ターゲット」が設定されています(103ページ「付録」参照)。たとえば、目標①のターゲットは、「1.1、1.2……」「1.a、1.b……」、目標②のターゲットは「2.1、2.2……」「2.a、2.b……」のように、数字だけのものと数字とアルファベットで表記される2タイプがあります。とくに知っておきたいのは、「1.1、1.2……」と数字のみで表記される「目標の中身に関するターゲット」です。

 たとえば、目標①「貧困をなくそう」のターゲットを見ると、「1.1」には「1 日1. 25ドル未満で生活する極度の貧困を終わらせる」、「1.2」には「2030年までに、貧困状態にある人の割合を半減させる」と書かれています。ターゲットまで見ると、それぞれの目標が具体的に何を目指しているかがよくわかるはずです。

■知っておくべきコトバ
脆弱
「もろくて弱いこと」が「脆弱」です。「脆弱層」とは、大多数の他者と比較して著しく不利な、あるいは不利益な境遇に立たされる人や集団を指します。仏教徒が主体のミャンマーで激しく迫害されているイスラム系少数民族ロヒンギャの人々は脆弱層といえます。

著=バウンド・監修=秋山宏次郎/「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」(カンゼン)



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