暑い季節にさっぱりおいしい冷ややっこ。薬味をのせてしょうゆをかけて食べるのが定番ですが、何度か続くと次第に飽きがきて、せっかく作ったのに「また冷ややっこか…」なんて気分に。そんなマンネリ化を防ぐには、いつもと違う食材を使ってアレンジするのがおすすめ。家にある材料で、気軽に味の変化を楽しんでみてはいかがでしょう?
塩昆布やっこ
【材料・2人分】
豆腐…1丁、万能ねぎ…2本、塩昆布…12g、オリーブ油
【作り方】
1.豆腐はペーパータオルにのせ、約10分おいて水きりする。万能ねぎは小口切りにする。
2.器に豆腐を一口大にちぎって盛り、塩昆布と万能ねぎを散らす。オリーブ油適量(大さじ1が目安)を回しかけ、全体を混ぜる。
(1人分171kcal、塩分1.2g)
塩昆布×オリーブ油は相性抜群。オリーブ油は風味のいいエキストラバージンオイルを使うのがおすすめです。豆腐は水切りしたほうが、濃厚なうまみが楽しめますよ。
たぬきやっこ
揚げ玉と長ねぎをたっぷりのせて、めんつゆをかけ、好みで一味とうがらしをふって。豆腐は包丁でカットするよりも手でちぎったほうが、味がしみこみやすくなります。
だしかけ冷ややっこ
夏野菜を細かく刻んでしょうゆやみりんで味付けした山形の郷土料理「だし」をアレンジ。夏バテ予防にもぴったり!
キムチチーズやっこ
酸味のあるキムチとまろやかなチーズの絶品コンビは、冷ややっこにも合うんです。ゆずこしょうを効かせたたれをかけて風味豊かに仕上げて。
ザーサイ豆腐
ザーサイ・桜えび・万能ねぎをラー油であえてのせるだけ。中華惣菜のザーサイは、常備しておくとチャーハンやサラダなど意外といろいろ使えて便利です。
冷ややっこをよりおいしく味わうには、豆腐の水切りを行うことがポイント。時間がある時は豆腐をキッチンペーパーに包んで10分ほど置いておくと、水っぽさが抜けて豆腐のうまみが際立ちます。
文=齋藤久美子