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無駄遣いしていないのに貯金ほぼ無し!これから娘が成長していくのにお金が足りるか不安…【お悩み相談】

  • 2021年1月17日
  • レタスクラブニュース
夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。




■相談者プロフィール

ちょこまんま(35歳女性)

スイーツ大好き専業主婦。今は貯金のために少し我慢中です。

お悩み相談


1歳の娘がいる専業主婦です。結婚当時は夫も私も微々たる貯金があったものの、新婚旅行や家具の新調、出産費用などで貯金はあっという間に底をついてしまいました。今はなんとかなっていますが、今後の娘の成長を考えると今よりも確実に支出が増えるのは目に見えています。

現在の収入は夫(手取26万)と子ども手当(1万5千円)。夫と私の奨学金返済が合わせて5万、食費4万、光熱費2万、通信費2万5千、家賃10万、生命保険2万、外食費1万、娘のオムツ代など1万5千で、毎月合計約28万円の支出です。毎月足りない分はボーナスで補っている状況で、ほとんど貯金ができていません。私の美容室や洋服、交際費、大好きなスイーツなどをかなり我慢していても、月の収支はどうやっても赤字になってしまいます。この状態を続けていては、失業したり急な出費を要したりしたときに生活できなくなるのでは・・・と不安がつきまといます。

また、娘は歌やダンスが大好きなようなので、最近は「娘が2歳か3歳になった頃には娘の好きな習い事をさせてあげたい」と強く思うようになりました。しかし、月謝が1万以上のものが多いことを知り愕然としました。現在の生活では子どものための貯金もできず、好きなことをさせてあげられない状況になるのではないかと今から胸が痛みます。

そこで、今の生活を見直して、少しずつでも貯金をするための目標の立て方やコツが知りたいです。自分のできる精一杯の節約をしているつもりですが、まったく息抜きができずストレスがたまってしまっています…。どうかアドバイスをお願いします。


奨学金返済終了のタイミングを確認してみましょう。


奨学金を返済しながら日々無駄遣いをしないように節約を意識されている、ちょこまんまさん。本当に大変だと思います。今より収入を増やそうと仕事を始めると体調を崩しやすくするため、無理をしないでください。

まずは、貯蓄。一般的に年収の3~5割の貯蓄があると、急な出費があっても大丈夫と言われます。ただ、それだけだと貯めづらいと思うので、貯蓄するための目的を明確にすると、モチベーションアップに繋がります。

また、支出もご自身で項目ごとに細かく把握されているようですね。光熱費は平均的、食費については東京都が発表した「『都民のくらしむき』東京都生計分析調査報告(平成31年・令和元年)※」によると「1世帯当たり1か月の費用支出(全国)は約7.5万円」とあり、それよりも下なので、大丈夫でしょう。

今回は、奨学金の返済が家計を圧迫しているので、返済終了がいつかを確認してください。「いつまで支払い続ける必要があるのか」を調べることで、より具体的な貯蓄計画を立てることができます。奨学金のタイプが第一種(無利子)であれば「減額返還制度」を利用して、月額費用を1/2~1/3まで減らし、期間延長をすることが可能な場合もあります。

もしそういった制度を利用しても貯蓄額が増えない、今後貯蓄ができるか心配だということでしたら、ぜひ、FPへ相談してみましょう。

※出典:「『都民のくらしむき』東京都生計分析調査報告(平成31年・令和元年)」の「家計収支の概況」より



■回答者プロフィール

水瀬 なお

人間関係や仕事関連のお悩み等が得意。 ファイナンシャルプランナーとして、様々な視点から物事の解決のお手伝いをさせていただきます。


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