例年より短い今年の夏休み。帰省もあきらめ、自宅で過ごす毎日に、子どもたちからは「つまんなーい!どっか連れてけー!」というクレームの嵐が…。そんなこと言われたって、今年はお祭りも中止になっちゃったし、この炎天下じゃ外で遊ぶのも苦行でしかありませんよね。
とはいえ、せっかくの夏休み。どこにも連れてってあげられないのはやはり気の毒なので、何かいいところはないかと探していたら…、ありました!
『東京ミッドタウン・デザインハブ・キッズワークショップ2020』
東京ミッドタウン・デザインハブが主催する子ども向けワークショップで、第一線で活躍するデザイナーやアーティストたちから直接指導してもらえる本企画。
プログラムを見てみると、活版印刷でノートを作ったり、木材で電車を作ってプラレールで走らせたり、プロが使用している本物の素材を使ってお店の模型を作ったりなど、本格的なクリエイティブ体験が目白押し。大人の私も一緒に楽しめそうなものばかりです。
しかもこれって、夏休みの自由研究にもなっちゃうんじゃない?というクオリティ。毎年夏休み終了間際になって、「自由研究やってない!」とあわてふためく我が子にとって、楽しみながら宿題もできるなんて、まさしく一石二鳥といえそうです。
■親子で作るちいさな端切れぬいぐるみづくり
不要になった思い出の子供服や生地を使って、オリジナルのちいさな端切れぬいぐるみを作ります。
13回目の開催となる今年は、オンラインで自宅から参加できるプログラムも登場。事前に材料が郵送され、オンラインで作品づくりを楽しめるということです。これなら、外出するのは不安なので控えたいという人も、乳飲み子もいるため外出は厳しいという人も、暑くてへとへとだから外に出たくないという人も、そして会場には遠くて行けないという人も、誰もが気軽に参加できちゃいます。
■親子バッグ作り
オリジナルの親子バッグを作るオンラインプログラム。材料は事前に郵送されるので、自宅にいながら参加できます。
また、子どもの感性や想像力、クリエイティビティを育てるためのレクチャーもオンラインで開催。この他にも様々なワークショップの開催を予定しています。詳細は公式サイトをチェックしてみて。
どこにも行けない今年の夏は、想像力しだいで楽しめるアートに親子で染まってみてはいかが?
文=酒詰明子