朝が冷えるこの季節は、起きづらいものですよね。布団から出ても、部屋が暖まるまでの間は、寒さのため、身体に力が入っているのではないでしょうか？
身体に無駄な力が入ると、姿勢が崩れやすく、また転倒などもしやすくなります。激しい寒暖差が私たちの身体に負担をかけ、自律神経が乱れがちになることも。
そんな時は、「ゆったり伸ばす」ことを意識したストレッチがおすすめです。今回は、忙しい朝にもできる簡単なストレッチをご紹介します。
（1）背筋を伸ばして両方の手の平をつけ、頭の上まであげます。この時、足の裏はしっかりと床につけるようにしましょう。
（2）息をゆっくり吐きながら身体を傾け、右の骨盤から脇の下までの横腹を、気持ちがいいと感じるくらいにゆっくりと伸ばし、そのまま深い呼吸を3回行います。
この時、視線は正面にし、丁寧な呼吸を心がけましょう。
（3）反対側も同じようにします。左右3呼吸で2セット行います。
意識する筋肉（横腹・脇腹の筋肉）
外腹斜筋
ウエストのくびれをつくる筋肉です。
内腹斜筋
骨盤や内臓を正常な位置にすることで、下腹ぽっこりの防止が期待できます。
このストレッチは、朝起きて室内が温まるまでの3分間で、動きにくい身体をゆっくりと伸ばすことにより、全身の血行が良くなるストレッチです。
血行が良くなれば、美肌効果も期待できるので、メイクのノリもアップします。血行不良を改善し、自律神経を整えながら、冬バテに負けない身体を目指しましょう。
（姿勢教育指導士 KUMI
足ゆびインストラクター、高津文美子式フェイシャルヨガ インストラクター、ナチュラルメイクアップアーティスト、骨格診断ファッションアナリストなどの資格を持ち講師として活動中。講演会参加者延べ8,000名を越える。）
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