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下半身のおデブ化防止!代謝を上げる「股関節ストレッチ」

  • 2018年8月26日
  • Life & Aging Report

美尻エクササイズが流行るなか、「実践したはいいけれど、お手本のように動けない」と感じるギャップは、加齢や運動不足が原因かもしれません。

そこで、YOGAエクササイズディレクターの筆者が、美尻エクササイズに限らず、エクササイズの効果を最大限に得られるように「股関節ストレッチ」をご紹介します。

■なぜ「股関節ストレッチ」が必要なのか

「股関節ストレッチ」がなぜ必要かというと、運動をする時に必ずといっていいほど使う部位だからです。また、身体の中心ともいえる「骨盤」と密接につながっているので、筋力や可動域の低下は、結果的に下半身のおデブ化を誘発します。

そして、股関節周辺の太ももの筋肉は、エネルギーの生産に必要な「ミトコンドリア」が多い部位です。股関節の筋力を刺激すると、効率よく代謝が上がるといわれています。

※「ミトコンドリア」とは、身体をつくっている全ての細胞の中にあり、細胞の代謝をつかさどる働きがあるといわれています。筋肉に多く存在し、背筋や太ももの筋肉などの姿勢を保つために必要な筋肉に多く存在しています。

期待できる効果

・股関節の柔軟性アップ
・腰痛改善
・臀部、腰、背中の疲れ解消
・下半身のむくみ、冷え改善

注意する点

ひざを痛めている、または、腰痛が酷い人は無理のないように実践してください。

実践回数&期間

週5回を目安に3週間実践すれば、心身ともに変化を感じられるようになります。

やり方

床に座り、細長いひし形をつくるイメージでかかとをお尻よりも前におき、足の裏を合わせます。くるぶしが床に当たって痛いと思ったら、タオルなどをひいて工夫してください

(1)床に座り、細長いひし形をつくるイメージでかかとをお尻よりも前におき、足の裏を合わせます。くるぶしが床に当たって痛いと思ったら、タオルなどをひいて工夫してください。

少し身体を揺らし、かかとの位置を確認します。太ももが張って痛いと感じたら、かかとの位置をお尻寄りに移動してください。

動作(1)のように両手で足首を掴んでもOKです。もしくは、ひざの下に両手を入れて外側から足の甲を包み込むようにしましょう

(2)動作(1)のように両手で足首を掴んでもOKです。もしくは、ひざの下に両手を入れて外側から足の甲を包み込むようにしましょう。

そのまま上半身を左右に大きく揺すりながら、臀部や太もも裏(ハムストリングス)の筋肉を緩めます

(3)そのまま上半身を左右に大きく揺すりながら、臀部や太もも裏(ハムストリングス)の筋肉を緩めます。

ゆっくり額を足の上に乗せるイメージで、上体を深く前に倒します。そのまま10呼吸繰り返し、股関節周辺から身体の裏側をゆっくりストレッチします

(4)ゆっくり額を足の上に乗せるイメージで、上体を深く前に倒します。そのまま10呼吸繰り返し、股関節周辺から身体の裏側をゆっくりストレッチします。

いかがですか? ひざの角度によって、ヒップから太ももにかけてかなり深くストレッチができるかと思います。痛いと思ったら足や上体を無理のない位置まで戻し、ゆっくりマイペースに実践してみてください。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)

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